ケッタイ Watch
最新ニュースIndex
【 2004/04/01 】
イソプレス、ORコードを使った電子書籍配信サービス
[24:11]
冨土ウイルム、江戸っ子向けの「チャキチャキプリンター」
[24:10]
元ローラ、侍人気にあやかった「籠手型ケータイ」
[24:09]
シーカーの骨伝導ケータイ、肩こりに効く裏技発見
[24:08]
ツャープ、不可能の文字がない電子辞書「ナポレオン」
[24:07]
ミ洋、短波ラジオチューナー搭載の国際ローミング端末開発
[24:06]
ボーダヲォン、好評のため4月1日だけ社名を「ボウダホン」に
[24:05]
ジョルグン、彼氏・彼女の乗換案内サービス
[24:04]
クローン携帯で定額制を実現する携帯電話事業者が登場
[24:03]
ドロモ、改札機に通せる超薄型カード端末を披露
[24:02]
インデックヌ、少倉優子語を解読できる「ゆうこリンガル」
[24:01]

αu、デザインにこだわったウェアラブル携帯「INFOBAA」



INFOBAA
「INFOBAA」
 KDD1および沖縄ルララ~は、αu design? projectから生まれた高齢者向けウェアラブルケータイ「INFOBAA」(インフォ婆)を今夏にも発売する。価格はオープンプライスとなるが、その衝撃は「プライスレス」となる見込み。

 「INFOBAA」は、αu design? projectから生まれた身に着けるタイプの携帯電話。従来、デザインコンシャスな端末を発表してきた同プロジェクトだが、今回その新機軸となるウェアラブル端末を投入する。身に着けることでユーザー自身を携帯電話化できる。

 頭頂部に100万画素のCCDカメラを搭載することが可能で、カメラはWebカメラとしても利用できる。ディスプレイは300×230mm、数万色表示となるが、ディスプレイ部にユーザーの顔が露出するため意味をなさない。ただし、待受画像を設定することなくユーザーの顔次第でユニークにもカッコよくキメることも可能となっている。

 着うたに対応し、着信時にユーザーが歌うことで既存の着うたにはないオリジナルのメロディを奏でることも可能。また腕を高く上げることで、電波強度を高めるといった工夫も施されている。メモリダイヤルはユーザーの記憶力に依存する。

 なお同社では、今回のユニークな端末を高齢者にアピールしていきたい考え。ウェアラブル型となるため、端末を紛失してしまう場合も少なく、高齢者の所在が万が一わからなくなったとしてもGPS機能による追跡が可能。同社広報によれば、「GPSを利用しなくても、あれだけ目立てばどこにいてもわかるんじゃないか」とのこと。

 αu design? projectでは、常に持ち歩く携帯電話をウェアラブルにすることで、いつも以上に意識することなく携帯電話を持ち運べるとしており、小型化が求められる携帯電話に逆転の発想で一石を投じたい考えだ。ただし、「通常の携帯電話では電車内でマナーモードにしたり電源を切る必要があるが、(INFOBAAは)それ以前に人前に出る勇気が試される」という。

 連続通話時間はのどが潰れるまで、連続待受時間は体力と精神力の続く限り。大きさは約1,190×410×2mm(高×幅×厚、突起部含まず)で、重さが約1kg。ボディカラーは、UNIIKURA、HONMAGURO、BURIの3色となるが、今後ANKIMOも登場する見込み。

INFOBAA INFOBAA
屋外でも一際目を引く。写真はUNIIKURA 犬も気になるINFOBAA



 このほか、INFOBAAの発売に伴って折りたたみ型コミュニケーション端末「いないいない婆」なども発売される見込み。こちらも価格はオープンプライスとなるが、店頭価格以前に転倒に注意が必要となる。

 同端末では、折りたたんだ状態で端末を顔面に装着し、パカッと開くことで様々な顔で相手を驚かせることが可能。相手が笑ってくれるかどうかはユーザーの力量次第となるが、搭載されるメガピクセルカメラで、端末が開いた瞬間の相手の反応を写真におさめられる。撮影した画像はあらかじめ登録しておいたアドレスに送信可能となっている。

いないいない婆 いないいない婆
「いないいない婆」(プロトタイプ) いないいない……「ばあッ!!」
いないいない婆 いないいない婆
キッチンで「ばあッ!!」 リビングでも「ばあッ!!」


■URL
 ニュースリリース
 http://k-tai.impress.co.jp/static/news/2004/04/01/


■関連記事
 ・ αu、デザインにこだわった内臓通信モジュール [2004/04/01]


(潟野 康隆/悶口 聖/凄田 啓夢/犬田 亮三)
2004/04/01 0:00


ケータイWatchホームページ

ケッタイ うおっち編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.

この記事はすべて冗談です。記事中の団体・技術などは、実在のものとは一切関係ありません。