2008年のケータイ of the Yearは 「931SH」
ケータイ Watchでは、2008年に国内で発売された携帯電話・PHSの中から、読者の皆様のご投票でNO.1のケータイを決定する「読者が選ぶ ケータイ of the Year 2008」を開催いたしました。12月19日~25日の7日間に渡って行なわれた投票では、「携帯電話部門」に合計3000票、「スマートフォン部門」に合計2096票の投票をいただきました。ご協力ありがとうございました。ここに人気投票の結果を発表いたします。
■「携帯電話部門」 1位は新UIの旗手に
1位を獲得した「931SH」
2008年、読者投票で携帯電話部門の1位に輝いたのは、ソフトバンクモバイルから発売されたシャープ製端末「931SH」です。得票数は363票で全体の12.1%を占め、得票数で2位に倍以上の差をつけて勝利を飾りました。3.8インチ、1024×480ドットという圧倒的な表現力のディスプレイに加え、マルチタッチ対応のタッチパネルを搭載し、新しいユーザーインターフェースにも果敢にチャレンジしています。931SHは、タッチパネル対応端末が急拡大した2008年を代表するモデルとして支持を得ると同時に、日本の携帯電話の進化を占う試金石となることでしょう。
2位は、NTTドコモの富士通製端末「F-01A」です。多種多様な最新サービスに対応するドコモのハイエンドモデル、PRIMEシリーズとしてラインナップされながら、防水性能まで実現した意欲的なモデルで、得票数は161票でした。
3位は、2機種が135票を得て並びました。ソフトバンクモバイルから発売されたノキア製端末「Nokia N82」と、KDDIから発売されたカシオ計算機製端末「W63CA」です。「Nokia N82」はメーカーのノキアが発売日前日に日本市場からの撤退を明らかにするなど、暗いニュースの中での船出となりましたが、読者投票ではノキアユーザーの支持を一身に集めた格好です。「W63CA」はKDDIの中でも人気の高いカシオ製の端末で、8.1メガピクセルのCMOSカメラは、再燃したカメラ競争の一翼を担っています。成熟の域に達しつつある使い勝手の良さは、新しいスタンダードとして継承されていくことが期待されます。
【投票結果:携帯電話部門】
■「スマートフォン部門」 1位は世界を席巻したiPhone 3G
iPhone 3G
2008年、読者投票でスマートフォン部門の1位に輝いたのは、ソフトバンクモバイルから発売されたアップル製の端末「iPhone 3G」です。アップルの高いデザイン性と革新的なUIが高度に融合したiPhone 3Gは、日本市場でも抜群の話題性と注目度を誇りました。読者投票では1286票、実に61.35%の支持を集め、圧倒的な強さを見せつけての1位です。
2位は、ウィルコムから発売されたシャープ製の端末「WILLCOM 03」です。スマートフォンを定番ラインナップに組み込むウィルコムのフラッグシップモデルで、テンキー+スライド式フルキーボードとWindows Mobileの組み合わせは、多くのユーザーに親しまれているスタイルといえるでしょう。得票数は321票でした。
3位は、躍進するイー・モバイルからHTC製の端末「Touch Diamond」がランクインしました。Windows Mobile搭載のスマートフォンでありながら、フルキーボードを廃してタッチパネルのみとした操作体系や、HTC製のタッチパネル向けUIには今後も期待がかかります。データ通信モデムとしての利用など、イー・モバイルならではの柔軟な利用方法も特徴です。得票数は168票でした。
【投票結果:スマートフォン部門】
2008年の「読者が選ぶ ケータイ of the Year」はいかがでしたでしょうか? 投票にご協力いただき、ありがとうございました。
2008/12/26
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