NTT、PHSや無線LANに対応したソフトウェア無線機を開発

　NTTは、一台の無線機でPHSと無線LANに対応したソフトウェア無線機を開発した。同無線機は、無線回線を介して新しいソフトウェアのバージョンアップを行ない、様々な無線方式に対応が可能になるというもの。

・ニュースリリース
http://www.ntt.co.jp/news/news01/0111/011126.html

NEC、Java対応携帯電話向けORB技術を開発

　NECは、Java対応携帯電話を利用した企業向けソリューションの構築に関する基盤技術「ORB（Object Request Broker）技術」を開発した。同技術は、Java対応携帯電話から企業サーバーへのアクセスを容易にするもので、Javaで記述するクライアントアプリケーションを2KBに抑えることができるほか、通信プロトコルSOAPにも対応する。

・ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0111/2602.html

日立、世界最小のダイオード用パッケージを開発

　日立は、携帯機器向けに世界最小のダイオード用パッケージ「CDS(Chip Scale Diode）」を開発し、同パッケージを採用した製品を12月からサンプル出荷する。CDSは、直接基盤に実装でき、従来のようなリードをもたないため、搭載機器をより小型化・薄型化できるという。

・ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2001/1126a/index.html

シチズン電子、携帯電話用のスピーカーとバイブを一体化

　シチズン電子は、携帯電話用のスピーカーとバイブレーションを一体化させた、モジュール「CMS-18MA-02」のサンプル出荷を開始した。同モジュールは、スピーカーの磁気回路部をアナログ時計で使われている「ステッピングモーター」で振動を起こすようになっており、バイブ時でもスピーカーの音質を保てるようになっているという。

・シチズン電子
http://www.c-e.co.jp/

ゼンテック、Java対応の携帯端末向けブラウザ「J.C.B.」

　ゼンテック・テクノロジー・ジャパンは、ジャストシステムおよび英タオ・グループと提携し、Java対応の携帯端末向けブラウザ「J.C.B.（Java Compact Browser）」の市場展開を進めると発表した。
　「J.C.B.」は、携帯電話やPDA上で、Javaと連動したWebブラウジングやWebアプリケーション実行、マルチメディア・コンテンツの再生を可能にする、Javaで構築された組込用のコンパクトブラウザ。ジャストシステムの日本語入力システム「ATOK」と統合し、様々な入力ニーズに対応した日本語変換入力機能を実現するほか、タオ社が提供するソフト「intent」と連携することで、高速な実行環境を実現するという。
　なお、11月28日よりパシフィコ横浜で開催されるイベント「JavaOne Japan」のゼンテックブースで、「J.C.B.」のデモが行なわれる予定。

・ニュースリリース
http://www.zentek.com/ja/press/2001_11_26-ZENTEK.html