NTTドコモは、iアプリに対応するハイエンドの「504iS」シリーズと、エントリーモデルの「251iS」シリーズ、そして第3世代方式を採用するFOMAの3つのラインナップでカメラ付きケータイ提供している。FOMAは通信方式が異なり、画像の送受信方式も従来のPDC端末と大きく違うので注意が必要だ。
FOMA
ドコモのFOMAは第3世代携帯電話サービスだ。従来のPDC端末とは料金体系や通信速度が異なっていることに注意しよう。iモードメールが添付ファイルに対応しているなど、iモードサービスも違っている。
最新の2051シリーズはカメラを搭載していて、撮影画像をiモードメールに添付する「iモーションメール」に対応する。静止画だけでなく、MP4形式の動画を撮影し、メールに添付することもできる。MP4形式の動画はFOMAだけでなく、パソコン上での再生にも対応する。ただし、21XXシリーズで対応していたテレビ電話には対応していない。
N2051 |
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2003年1月23日発売 実売28,800円 |
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大きさ、重さ |
103×52×24mm、122g |
画面 |
176×240ドット、2.21型65,536色TFD液晶 表示文字数:11字×10行、17字×15行、8字×7行 |
搭載カメラ |
31万画素(外向き)、10万画素(内向き)搭載 |
カメラ機能 |
ツインカメラ搭載 |
静止画解像度 |
VGA、176×144ドットなど |
動画機能 |
MP4形式に対応 |
保存容量 |
静止画専用500KB、動画専用2.4MB |
内向きカメラを搭載していて、自分撮り時にもメインディスプレイをファインダとして使える。全方向入力に対応する「ニューロポインター」を搭載し、パソコン的なGUI操作が可能。日本語入力には子音から単語を予測する「T9」が利用可能。 |
F2051 |
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2003年1月15日発売 実売28,800円 |
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大きさ、重さ |
102×50×27mm、114g |
画面 |
176×220ドット、2.2型65,536色TFT液晶 表示文字数:12字×10行、17字×13行 |
搭載カメラ |
10万画素CCD搭載 |
カメラ機能 |
回転レンズ搭載 |
静止画解像度 |
352×288、176×144など |
動画機能 |
MP4形式に対応 |
保存容量 |
静止画専用3.0MB、動画専用3.0MB、共用6.0MB |
上部に回転レンズを搭載し、自分撮り時もメインディスプレイをファインダとして使える。国内の携帯電話としては初めてSymbian OSを採用していて、パソコンとPIMデータ共有もできる。 |
504iSシリーズ
504iSシリーズは、Javaのiアプリと画像メールのiショットの両方のサービスに対応するハイエンドシリーズだ。赤外線通信機能など、下位モデルに相当する251iSシリーズにはない、iモードを活かしきる各種機能が搭載されている。画像の送受信には仲介サーバーを使うiショットのシステムを利用する。iモード同士での画像のやり取りはWebメール形式になり、添付画像を直接受信することはできない。
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大きさ、重さ |
97×49×24mm、105g |
画面 |
132×176ドット、2.1型65,536色TFT液晶 表示文字数:11字×10行、8字×8行 |
搭載カメラ |
11万画素CCD×2搭載 |
カメラ機能 |
ツインカメラ、内蔵照明搭載 |
静止画解像度 |
iショットL(288×352)、iショットS(120×120) |
動画機能 |
独自形式(送信不可)に対応 |
保存容量 |
最大1,000枚 |
自分撮りできる内向きカメラを搭載し、サブディスプレイには単色の有機ELを採用している。 |
N504iS |
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2002年11月22日発売 実売28,800円(1/9調査) |
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大きさ、重さ |
95×48×19.8mm、105g |
画面 |
160×220ドット、2.2型65,536色TFT液晶 表示文字数:16字×15行、10字×10行、8字×8行 |
搭載カメラ |
31万画素CMOS搭載 |
カメラ機能 |
サブファインダ、外付けマクロレンズ、OCR機能搭載 |
静止画解像度 |
VGA(送信不可)、iショットL(288×352)、iショットS(144×144)など |
動画機能 |
独自形式(送信不可)に対応 |
保存容量 |
最大500枚 |
印刷された英数字を読み取り、URLやメールアドレス、電話番号として認識する「アクセスリーダー機能」や、テレビなどのリモコン機能などを搭載。日本語入力には子音だけで単語を予測する「T9」も利用できる。 |
P504iS |
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2002年11月12日発売 実売28,500円(1/16調査) |
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大きさ、重さ |
100×50×18.8mm、110g |
画面 |
132×176ドット、2.1型65,536色TFT液晶 表示文字数:11字×9行、8字×7行、13字×11行 |
搭載カメラ |
11万画素CCD×2搭載 |
カメラ機能 |
ツインカメラ搭載 |
静止画解像度 |
iショットL(288×352)、iショットS(120×120)など |
動画機能 |
非対応 |
保存容量 |
最大1,760枚 |
自分撮りできる内向きカメラを搭載。ドコモのカメラ搭載端末としては最薄の18.8mmというスタイリッシュなデザインが特徴。 |
251iSシリーズ
251iSシリーズは、iアプリなどの機能のないエントリーシリーズだ。撮影画像の送受信にはiショットを使うなど、カメラ周りの機能は504iSシリーズとほぼ同等。エントリーシリーズという位置付けだが、コンパクトボディーや大きくない液晶を搭載するモデルもあれば、D251iSのようにメモリースティックDuoスロットを搭載してデジタルカメラ的な機能を追及するモデルもある。
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大きさ、重さ |
91×48×25mm、95g |
画面 |
132×176ドット、1.8型65,536色TFT液晶 表示文字数:11字×9行、8字×7行 |
搭載カメラ |
31万画素CCD搭載 |
カメラ機能 |
サブファインダ、内蔵照明搭載 |
静止画解像度 |
iショットL(288×352)、iショットS(120×120) |
動画機能 |
非対応 |
保存容量 |
最大550枚 |
ドコモのカメラ搭載端末としては最軽量となる95gの端末。 |
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大きさ、重さ |
104×49×27mm、120g |
画面 |
132×176ドット、2.1型26万色TFD液晶 表示文字数:11字×10行、8字×7行 |
搭載カメラ |
17万画素CCD搭載 |
カメラ機能 |
サブファインダ、内蔵照明搭載 |
静止画解像度 |
VGA、iショットS(120×120)、iショットL(288×352)など |
動画機能 |
非対応 |
保存容量 |
最大970枚もしくはメモリースティックDuoに保存 |
スーパーハニカムCCDとメモリースティックDuoスロットを搭載し、デジタルカメラ的な要素を重視した端末。 |
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大きさ、重さ |
95×50×24mm、110g |
画面 |
176×220ドット、2.2型65,536色TFT液晶 表示文字数:11字×11行、11字×5行 |
搭載カメラ |
31万画素CCD搭載 |
カメラ機能 |
サブファインダ、内蔵照明、内蔵マクロ搭載 |
静止画解像度 |
VGA、iショットL(288×352)、iショットS(120×120)など |
動画機能 |
独自形式(送信不可)に対応 |
保存容量 |
最大1,000枚 |
立体的に見える3D液晶を搭載する初の端末。内蔵マクロ機能や子音から単語を予測する日本語入力システム「ケータイShoin」なども搭載。 |
※実売価格については、特に注意書きが無ければ1月23日の時点で調査した都内量販店での新規販売価格となっています。
2003/01/29
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