左が撮っただけのカラー赤外線写真。カメラの色温度は2500K程度にしてあり、使ったフィルターは650nmより短い波長の光をカットするタイプです。そのままだと赤みがかったヘンな色ですな。その色を好みに応じて変えて行きます。中央の写真は、典型的なカラー赤外線写真です。空を青く調整し、木の葉や草を白く調整すると、強い違和感を感じないけれど不思議なイメージとなることから、よく行われる色調整パターンとなっているようです。右の写真は、木の葉や草を黄色系に調整したもの。空が青で草木が黄色となると、「秋だ、紅葉の季節だ」と直感でき、ホントは有り得ない色味だったりするものの、何だかリアルな光景として見えてしまうようです。