レビュー
格安SIM/MVNOで使える「かけ放題サービス」
主要サービスをまとめてチェック
2017年1月30日 18:52
大手キャリアでは主流となった「かけ放題」サービス。“格安SIM”と呼ばれるMVNOでも、多くの事業者が提供を開始している。
ここでは、MVNO各社が提供している「かけ放題」サービスを方式別に回線交換、プレフィックス、IP電話の3種類に整理してまとめた。サービス選びの参考になれば幸いだ。なお、月額利用料は特に注記がない場合、税抜となっている。
回線交換方式
「回線交換方式」は、大手キャリアのかけ放題サービスも採用している方式。通常の電話アプリをそのまま利用できる。MVNOでは、大手キャリアのライトプランと同様の5分間定額をDTIとJ:COMが提供している。また、UQ mobileは、5分かけ放題とデータ通信サービスがセットの「おしゃべりプラン」(1GBで2980円~)を2月22日より提供する予定だ。
プレフィックス方式
「プレフィックス方式」は、発信時、相手の電話番号の前にプレフィックス番号を付けて利用する。MVNOが用意した中継電話設備を利用することで、通話料金を下げる仕組みだ。通話相手には通常の電話と同じ電話番号が通知される。また、着信は通常の電話アプリを利用する。
発信時にプレフィックス番号を追加する手間を省くため、各MVNOはプレフィックス番号を付与して発信する専用通話アプリを提供している。FREETELのスマートフォンでは標準の電話アプリでプレフィックス番号の追加に対応する。
【注 2017/01/31】1月31日にかけ放題サービスを発表した「nuro モバイル」を追加。