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新しいiPhoneはSIMロック解除可、ドコモでは即日解除も

 9月25日に発売される「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」では、今年5月から導入されたSIMロック解除のルールが適用される。携帯3社が明らかにした。iPhoneも、これまでのSIMロック解除対応機種と同じルールとなる。

iPhone 6s

 NTTドコモでは、今年7月、SIMロック解除条件を緩和。端末購入日から6カ月経ってから解除できる、としていたところ、「前回のSIMロック解除から6カ月」としている。このルールは新しいiPhoneにも適用される。たとえば半年以上前に、AndroidスマートフォンのSIMロックを解除している回線であれば、新しいiPhoneを購入したその日にSIMロックを解除することもできる。

 auとソフトバンクは「端末購入から180日経過で解除」というルールで、iPhone 6s/6s PlusのSIMロックを解除できる。

日本で発売されるiPhoneのモデルは?

 アップルのWebサイトによれば、iPhone 6s/6s Plusは、対応する周波数帯や通信方式によって、「モデルA1633」「モデルA1634」「モデルA1688」「モデルA1687」の4種類が存在する。では日本国内で発売されるモデルはどれになるのか、まだ明確には案内されていない。

 それぞれのモデルで最も違うのは、3G方式として、auのCDMA EVDO Rev.Aに対応するかどうかで、「モデルA1688/1687」がCDMA EV-DO Rev.A対応と案内されている。

 ちなみにau版のiPhone 6s/6s Plusでは、VoLTEに対応。iPhone 6/6 Plusと同じく、VoLTEをONにすると、LTEでのみ通信するモードとなる。オフにするとLTEと3Gの両方に対応する。

 またSIMロック解除後の端末を、他社回線で利用する場合、VoLTEなどを利用できるかどうか現時点では不透明。たとえば、NTTドコモで購入したiPhone 6s/6s PlusのSIMロックを解除して、au回線のSIMカードを装着した場合、auのVoLTEで通話できるかどうかは、ドコモ側では動作保証はしないようだ。

【追記 2015/09/10 16:16】
 NTTドコモは、同社が販売するモデルの型番について、iPhone 6sが「A1688」、iPhone 6s Plusが「A1687」になる予定としている。

関口 聖