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米クアルコム、新CEOにスティーブ・モレンコフ氏が就任

モレンコフ氏

 米クアルコムは、社長兼COO(最高執行責任者)のスティーブ・モレンコフ(Steve Mollenkopf)氏が新たなCEO(最高経営責任者)に就任したと発表した。

 昨年12月、同社ではCEOの交代を発表しており、今回、予定通り、モレンコフ氏がCEOとなった。エンジニアとして入社し、20年以上、クアルコムでキャリアを積んできたモレンコフ氏は、チップセットビジネスに携わり、かつては半導体部門のトップも務めた。クアルコムが2011年、Wi-Fiチップセットメーカーのアセロス・コミュニケーションズを買収した件は、モレンコフ氏が先導したという。

 これまでCEOだったポール・E・ジェイコブス(Paul E. Jacobs)氏は会長職(Executive Chairman of the Board)に就いた。

関口 聖