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2012年度の国内メーカー端末出荷数、2年連続で前年割れ

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2013年3月、および2012年度(2012年4月~2013年3月)の国内メーカーにおける携帯電話出荷台数を発表した。

 2013年3月の国内出荷台数は、携帯電話、スマートフォン、PHSを含む全体で194万4000台、前年同月比61.8%で11カ月連続の前年割れとなった。3月におけるスマートフォンの出荷数は79万6000台、全体に占める割合は41%だった。3月の携帯電話出荷数は前年同月比59.6%で176万台、PHSは前年同月比96.3%で18万4000台だった。

国内メーカーの出荷数の推移(月別) 出典:JEITA

 2012年度(2012年4月~2013年3月)の国内メーカーの出荷数も発表された。全体では前年比84.7%の2610万3000台で、2年連続の前年割れという結果になった。スマートフォンは前年比110.3%の1459万5000台、全体に占める割合は55.9%で、10%以上の成長をみせたものの、海外メーカーとの競争が激化していることもあり、全体の出荷数を押し上げるまでには至らなかった。

国内メーカーの出荷数の推移(年度別) 出典:JEITA

太田 亮三