ソフトバンク、AXGP対応の法人向けモバイルWi-Fiルーターなど開発

　ソフトバンクモバイルは、法人ユーザーを対象にした「SoftBank 4G」対応端末として、モバイルWi-Fiルーター「ULTRA WiFi 4G SoftBank 102HW for Biz」と、USB接続型のデータ通信端末「SoftBank 203HW」を発表した。

ULTRA WiFi 4G SoftBank 102HW for Biz

「ULTRA WiFi 4G SoftBank 102HW for Biz」

　「ULTRA WiFi 4G SoftBank 102HW for Biz」は、AXGP方式の「SoftBank 4G」に対応し、下り最大110Mbpsの通信速度で利用できるHuawei製のモバイルWi-Fiルーター。4月以降に発売される。W-CDMA方式ではソフトバンクが展開する下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」や、下り最大14Mbpsの「3Gハイスピード」にも対応する。

　国内ではAXGPで2.5GHz帯、W-CDMAで900MHz/1.5GHz/2.1GHz帯をサポートし、海外ではW-CDMAで2.1GHz帯をサポートする。「ソフトバンク Wi-Fiスポット」とも接続できる自動回線切替機能も用意されている。

　IEEE802.11b/g/nに準拠し、Wi-Fi機器は最大10台まで同時接続が可能。バッテリー容量は3000mAh。大きさは約66×104.8×15.5mmで、重さは約135g（どちらも暫定値）。

SoftBank 203HW

「SoftBank 203HW」

　「SoftBank 203HW」は、AXGP方式の「SoftBank 4G」に対応し、下り最大110Mbpsの通信速度で利用できるHuawei製のUSB接続型データ通信端末。5月以降に発売される。W-CDMA方式ではソフトバンクが展開する下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」や、下り最大14Mbpsの「3Gハイスピード」にも対応する。

　国内ではAXGPで2.5GHz帯、W-CDMAで900MHz/1.5GHz/2.1GHz帯をサポートし、海外ではW-CDMAで2.1GHz帯、GSMで850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz帯をサポートする。

　本体には最大64GBの容量までサポートするmicroSDXCカードスロットが搭載され、USBメモリーとしても利用可能。

　対応するパソコンは、Windows XP/Vista/7/8、Mac OS X 10.5～10.8。大きさは約89×29×13.5mm（暫定値）で、重さは未定。