auのサービスやアプリがFacebook連携を拡大


 KDDIは、Facebookが提供するプラットフォーム「オープングラフ」への対応進め、サービスやアプリでFacebookとの連携を強化する。

 KDDIではすでに、「Run&Walk」アプリでFacebookのオープングラフに対応しており、ランニング情報などを一部の情報をFacebook上に簡単に投稿できるようになっている。今回の取り組みの強化により、同アプリではより詳しい情報もFacebook上で自動的に共有できるようになる。

 また、auやコンテンツプロバイダーが提供するアプリでもオープングラフへの対応が進められる。「ビデオパス」「うたパス」「Fashion WALL」といった最新サービスのほか、「LISMO unlimited」「Run&Walk」「Fitness」「itemloupe」「ソージャ!ソージャ!」「SATCH VIEWER」といったアプリで、5月末以降順次オープングラフに対応する。

 なお、「Fashion WALL」は5月15日より提供が開始される新アプリ。ユーザーは「au Brand Garden」の中から好みの商品を選んで「WALL」に貼り付け、Facebookなどでアイテムを紹介することができる。WALL経由でほかのユーザーが買い物をすると金額に応じてスタンプがたまり、スタンプはauポイントに交換できる。スタンプとしてたまるポイントは、通常は購入された金額の2%に相当する。


「Run&Walk」アプリとFacebookの連携。7月以降は連携が強化される
海外の動画共有アプリ「COLOR」は、auスマートパスでは日本語版が提供されている。COLORもオートグラフ対応で、動画の撮影を開始(左)するとFacebook上の友人にプッシュ通知(右)された
動画を見ているユーザーがリアルタイムに分かる撮影が終わると「いいね!」が可能
「Fashion WALL」はお気に入りのアイテムをユーザーが選んで紹介できる。アフィリエイトのようにほかのユーザーが商品を購入すると購入金額の2%がauポイントとして入手できる。導線はFacebookだ

 

 




(太田 亮三)

2012/5/15 15:37