ネットマイル、スマホユーザーの携帯所有率など調査


 モバイルマーケティング・ジャパンとネットマイルは、スマートフォンを所有するネットマイル会員を対象に、プライベートのスマートフォン利用に関する調査を実施し、その結果をまとめた。

 調査は、4月1日~6日にかけて、ネットマイルの調査パネルのうちスマートフォンユーザーに限って行われた。有効回答数は1498サンプルで、男女比は男性70.5%、女性29.5%。年代別では40代がもっとも多く35.8%、30代35.6%、50代以上16.8%、20代11.7%と続いている。所有する端末のOSは、iOSが51.8%、Android OSが48.2%となる。

 スマートフォンユーザーにおける、仕事での利用を除いたフィーチャーフォンの所有率は、全体で27.1%となった。男女別では、男性が29.5%、女性が21.5%。また、スマートフォンの満足点については、「ネットがしやすい」が78.8%とダントツで、以下、「画面が大きい」(52.1%)、「色々なメールが確認できる(Gmailなど)」(41.4%)が続いた。

 男女別で見ると、「SNSがしやすい」の満足点は全体23.8%に対して、男性22.1%、女性28.1%となっている。また、「画像を撮影/加工しやすい」は全体20.3%に対し、男性16.6%、女性29.2%、「ゲームがしやすい」は全体19%に対し、男性17.6%、女性22.4%と、男女の差が開いている。

 新しいスマートフォンへの関心度については、63.2%が「ない」、36.8%が「ある」と回答した。仕事中やその合間のスマートフォン利用については、「メール」が77%、「ネット検索/閲覧」が63%、「通話」が43%となった。

 このほか、個人的な観点から、会社がスマートフォンへの規定を作るべきか問うと、「規定はいらないが、マナーは守るべき」が59.2%となり、「仕事に差し支えなければ規定はいらない」が19.1%、「ある程度の規定はあるべき」が16.8%、「個人の自由」が3.6%となった。

 

(津田 啓夢)

2012/5/8 15:46