コカ・コーラの自販機と“友達”になれる「ハピネスクエスト」


 日本コカ・コーラは、携帯電話やスマートフォン対応で、コカ・コーラの自動販売機(自販機)を使った新コンテンツ「ハピネスクエスト」を提供する。12月10日10時より提供される予定で、11月14日10時から事前登録を受け付ける。

 「ハピネスクエスト」は、全国各地のコカ・コーラの自販機1台1台に、個別の名前が付けられ、携帯電話・スマートフォンを通じて、自販機たちと交流する、というサービス。コカ・コーラでは、同サービスを「ユーザーは自販機と友達としてコミュニケーションできる」として、利便性に楽しさを加え、自販機利用を促進するゲーミフィケーションの要素を取り入れていると説明。自販機1台1台が個性を持ったキャラクターとして登場し、ユーザーは、自販機に付くプレート内のQRコードなどから専用サイトへログインし、自販機を「お気に入り」に登録できる。

 そのうち1台は、「マイ自販機」として好みの名前を付けたり、入手したアイテムで「スキン(ボディ)」「くつ」など5カ所をカスタマイズしたりできる。ログインして経験値があがればアイテムが増えたり、ポイントが獲得したりできる。自販機からはメールが送られてくることもある。毎日、同じ自販機で購入する際に、その自販機のQRコードを読み取ってチェックインしてポイントを獲得し、キャラクターを育成していく。当面はリアルの自販機と連携した育成ゲームといった形だが、将来的にはソーシャルの要素を取り入れ、他のユーザーとの連携といった機能も検討していくという。

 QRコード付きプレートは、年内に40万台以上、2012年3月までに82万台以上の自販機に設置される。12月12日までに登録すると、抽選で1名に100万をプレゼントするキャンペーンが実施される。

(関口 聖)

2011/11/9 17:04