Motorola、薄さ7.1mmでLTE対応のAndroid「RAZR」発表


Motorola RAZR

 米Motorola Mobilityは、Android 2.3.5を搭載したフルタッチ型のスマートフォン「Motorola RAZR」を発表した。北米、アジア、欧州、ラテンアメリカ、中東およびアフリカ地域において11月より発売される。

 「Motorola RAZR」は、厚さ7.1mmの薄型ボディにAndroid 2.3.5を搭載したフルタッチ型のスマートフォン。ディスプレイは4.3インチ、540×960ドットのSuper AMOLED Advancedを搭載。高精細で鮮やかな映像を実現するとともに、ケブラー繊維とGorila Glassを採用することでスリ傷や破損から画面を保護する。

 CPUは1.2GHzのデュアルコアプロセッサを装備し、メモリはRAM1GB、ROM16GB(ユーザー領域11.5GB)となる。microSDHCカードスロットも用意されている。メインカメラは800万画素、サブカメラは130万画素となる。

 通信はHSDPA/WCDMA(850/2100/1900/900)、EDGE/GSM(900/8501900/1800)の各方式をサポートする。Wi-FiやGPS、Bluetooth、DLNAなどをサポートする。

 大きさは130.7×68.9×7.1mmで、重さは127g。バッテリー容量は1780mAhで、324時間の待受時間、600分以上のの通話時間を実現する。

 なお、「Motorola RAZR」はカナダの通信事業者であるRogers Communicationsからの提供がアナウンスされている。

 また、米Verizon Wirelessは、基本スペックが「Motorola RAZR」と共通ながら、CDMA(800/900)およびLTE(700)方式をサポートした「DROID RAZR」を発表した。こちらは11月初旬に発売される予定で、2年契約で299.99ドル(約2万3000円)と価格が提示されている。

 このほかMotorola Mobilityは、フィットネス用途を想定した音楽プレーヤー「MOTOACTV」を発表した。パソコンと連携してWeb上でランニングデータなどを管理できる。「DROID RAZR」には、管理アプリもプリセットされる。

 




(津田 啓夢)

2011/10/19 14:00