セカイカメラZOOMに不具合、アプリ強制終了やDMが公開される事象


 KDDIは、auの携帯電話向けに提供されているAR(拡張現実)アプリ「セカイカメラZOOM」について複数の不具合を明らかにした。

 「セカイカメラZOOM」は、au携帯電話で利用できるARアプリ。スマートフォン向けの「セカイカメラ」と同様に、位置情報付きの情報がマッピングされており、カメラをかざした方角の情報が確認できる。KDDI研究所の「実空間透視ケータイ」をベースに開発されたもの。

DMがTwitter投稿される不具合

 21日に発表された不具合は、タイムラインモード(Twitterクライアント機能)の他人のプロフィールページ上にあるDM(ダイレクトメッセージ)を送信すると、ダイレクトメッセージではなく、通常のTwitter投稿として表示されてしまうというもの。

 対象となるのは、4月7日10時以降にダウンロードもしくはアップデートされた「セカイカメラZOOM」となる。4月20日時点で最大7633人が該当する。KDDIによれば21日20時35分、ユーザーからの申告を受け、同日22時に不具合を確認したという。4月22日13時現在、不具合は解消していないため、注意が必要だ。KDDIでは不具合解消次第、Webサイトで通知するとしている。

 なお、KDDIは22日13時20分、問題となるTwitterクライアント機能を停止するとともに、13時33分、「セカイカメラZOOM」のアプリの配信を停止した。不具合の原因は、「セカイカメラZOOM」の最新版アプリの仕様の誤りによるものという。

 私信が公に公開されてしまう不具合となり、KDDIでは、対象ユーザーに準備が整い次第、メールでお詫びとお知らせを案内する方針。万が一、Twitter上にダイレクトメッセージが公開されてしまった場合、パソコンやスマートフォンなど別のTwitterクライアントからメッセージを削除する。

アプリが起動できない不具合

 22日に発表された不具合は、アプリが起動できない事象。アプリをARモードで起動すると、「通信できません」というメッセージが表示され、アプリが強制終了する。タイムラインモードで起動した場合は正常に起動するが、前述の通り、ダイレクトメッセージ機能に不具合があるほか、タイムラインモードからARモードに遷移してもアプリが強制終了する。

 こちらの不具合の原因は、頓智ドット側のサーバー障害によるものとしている。障害は4月21日の夕方から発生しており、現時点では復旧していない。全ての「セカイカメラZOOM」が影響を受ける。

 

(津田 啓夢)

2011/4/22 13:08