ナビタイム、被災地の通行できる道を表示する「走行ログマップ」


 ナビタイムジャパンは、携帯・スマートフォン向けナビサービス「NAVITIME」と同乗者向けカーナビサービス「ドライブサポーター」で、東北地方太平洋沖地震の被災地域で通行できる道を表示する「走行ログマップ」の提供を開始した。利用料は無料。

 「走行ログマップ」は、同社サービスを利用したユーザーのGPS情報を元に、東北地方太平洋沖地震で被災したエリアのうち、通行できる道路を標示する機能。同社サービスの「ドライブサポーター」「EZ助手席ナビ」「au one 助手席ナビ」「CAR NAVITIME」のGPS情報を元にしたデータで、宮城県・岩手県・福島県を中心に、震災後に通行できた道路が地図上に表示される。

 同社では、今回の「走行ログマップ」を被災地支援として提供する「震災サポート機能」の1つと位置付けている。まずは、iモード、Yahoo!ケータイ、iPhone、Androidで利用できるが、今後「EZナビウォーク」「au one ナビウォーク」「EZ助手席ナビ」「au one 助手席ナビ」でも利用できるようにする。

 なお、通行実績がある道路となっていても、利用時に通行できるとは限らない。また通行規制なども最新の状況と異なる可能性がある。

 



(関口 聖)

2011/3/28 14:50