GALAXY Tab、DivX HD認証を取得
Samsung ElectronicsとSonic Solutionsは、NTTドコモから発売されているAndroid搭載のタブレット型端末「GALAXY Tab」に、DivX HD認証機能が搭載されていることを明らかにした。
DivX認証は、DivX形式の動画ファイルを中心に、DRMや再生に関する互換性を確保したもの。国内ではプレイステーション3が対応機器として普及する一方、携帯電話でも対応機器が登場している。NTTドコモから発売されたサムスン製の「SC-01B」が国内初のDivX認証対応の携帯電話として登場し、GALAXY S、GALAXY Tabも対応した。GALAXY S、GALAXY Tabについては720pの高解像度の動画再生をサポートする「DivX HD認証」に対応している。携帯端末では今後、サムスンやパンテック、LG電子の携帯電話・スマートフォンがDivX認証をサポートする見込みになっている。
DRMが施されたDivX形式の動画コンテンツは、海外ではハリウッド映画の配信サイトなどで採用されており、インターネット経由でダウンロードして楽しめるようになっている。国内では、11月よりバッファローが「ハリー・ポッター」シリーズ6作をハードディスクに収録して販売しており(SD解像度)、この動画にDivX認証が採用されている。
DivX認証に対応した機器では、DRMのサポートにより、コンテンツを購入したユーザーであればどの機器でも再生が可能。DLNA経由でも利用でき、家庭内のさまざまな機器に映し出して楽しめる。
DivX形式のHD動画をGALAXY Tabで再生しているところ。再生アプリは標準搭載されているもの |
2010/12/13 12:47