Francfrancコラボも用意した「フォトパネル 03」


 「フォトパネル 03」は、FOMAのデータ通信機能を搭載したHuawei製のデジタルフォトフレーム。発売時期は12月。

 従来モデル「フォトパネル02」と比較して、ボディの薄型化、狭額縁化を実現している。操作部は従来通り額縁部にあり、長辺の右下をタッチすると操作部が発光する。全体的に、従来モデルよりもすっきりとしたデザインのデジタルフォトフレームとなっている。

 ディスプレイは約9インチ、800×480ドットのTFT液晶を搭載する。内蔵メモリは、従来モデルが512MB(ユーザー領域約256MB)であったのに対し、「フォトパネル 03」はメモリとしては2GB、ユーザー領域は1.5GBに拡張されている。外部メモリとしてSD/SDHCカードが利用できる。

 フォントや時計デザインが向上したほか、メッセージ枠の透過処理も行われる。また、ユーザーからの声を反映し、初期設定の煩雑さを改善されている。

 通信は下り最大3.6MbpsのHSDPAに対応し、写真のダウンロードが高速化されている。ユーザーはメールで撮影した写真を送ってデジタルフォトフレーム側に画像を表示できる。また、写真コンテンツを配信するサービスにも対応し、定期的にさまざまなジャンルの画像が受信できる。

 担当者によると、通信機能付きのデジタルフォトフレームは、遠方に住む両親などに贈りものとしてプレゼントされることが多いという。ただし、中には電源を切ってしまう人も多いため、「フォトパネル 03」では、通信を利用して遠隔から電源のON/OFFが可能となっており、孫の写真を送信するときだけ電源をONにする、といった利用が可能。

 ボディカラーはホワイト、ブラックの2色。大きさは約150×224×23mm、重さはホワイトが約570g、ブラックが約552g。なお、2011年3月頃を目途に、Francfrancコラボモデルが登場する予定。こちらはフレーム部分に木目調の柄が入る。

【訂正 11月9日19:50】
 記事初出時に記載しておりました大きさと重さにつきまして、NTTドコモより発表内容の訂正がありました。これに伴い、本稿の大きさと重さについても修正しております。


 



(津田 啓夢/太田 亮三)

2010/11/8 14:04