東海電子、ソフトバンク端末対応のBluetoothアルコール検知器


 東海電子は、自動車ドライバーが飲酒していないかどうか確認できる携帯型アルコール検知器のBluetooth対応版「ALC Mobile Bluetooth」を開発、8月20日より販売する。携帯電話と連携できる携帯型アルコール検知器として、はじめてソフトバンクモバイル端末に対応した。価格は8万9000円。

 「ALC Mobile Bluetooth」は、携帯電話と連携できる携帯型アルコール検知器。東海電子ではこれまで、携帯電話とケーブルで接続するアルコール検知器などを展開してきたが、今回の製品では、アルコール検知器とBluetooth対応アダプタを組み合わせ、ワイヤレスで利用できるようにした。対応する携帯電話はNTTドコモのほか、新たにソフトバンクモバイルにも対応する。

 東海電子では、2011年4月からトラックやバス、タクシーなどを用いる企業において、アルコール検知器の使用が義務化され、さらに長距離トラックや観光バスでは企業の拠点だけではなく出先での「遠隔地における電話点呼」でのアルコールチェックが義務化されるとして、こうした携帯型アルコール検知器を展開する考え。これまでにau対応のアルコール検知器を中心に、500社3000台以上の実績があるとのことだが、より多くの携帯電話で利用できることを望む声に応える形で、今回ソフトバンクモバイルをサポートしたという。

 



(関口 聖)

2010/8/5 12:53