ドコモ、スマートフォン向けネット接続サービス「spモード」


 NTTドコモは、iモードメールが利用できるスマートフォン向けインターネット接続サービス「spモード」を発表した。9月を目途に提供される予定。

 「spモード」は、ドコモが新設したカテゴリ「ドコモ スマートフォン」向けのインターネット接続サービス。その名称は、“SmartPhone”のSとPの文字に由来するという。

 9月にサービスが開始されるため、今回の発表会ではパネル展示がメインとなった。その特徴は、専用アプリを介してiモードメール「●▲■@docomo.ne.jp」が利用できる点だ。メールアプリは絵文字やデコメールも利用できる。

 さらに、コンテンツ決済サービスやアクセス制限サービスなども用意される。ドコモは2010年夏モデルの発表会において、スマートフォン向けアプリ配信市場「ドコモマーケットを拡充すると発表した、従来のAndroid向けドコモマーケットのほか、Windows Phone向けのドコモマーケットも用意される。ドコモマーケットのコンテンツは、年度内に現在の100コンテンツから700コンテンツに拡充される。

 spモードのコンテンツ決済サービスでは、ドコモマーケットで購入したアプリの利用料をドコモの毎月の携帯電話料金と合算して支払える。また、アクセス制限サービスは、いわゆる有害サイトのフィルタリングサービスとなる。

 ドコモでは、スマートフォンの絵文字対応やフィルタリングサービスの提供によって、現在一般的な携帯電話を利用しているユーザーもスマートフォンを購入しやすくなるような環境作りを進めていく考えだ。

 



(津田 啓夢)

2010/5/18 20:18