ドコモの通信設備拡張でP2101VとP2401の動作に支障、交換へ
P2101V(左)とP2401(右) |
NTTドコモは、6月より実施する予定の通信設備の機能向上により、FOMA端末「P2101V」とデータ通信端末「P2401」の動作に支障が発生することを明らかにした。両機種のユーザーには、現行機種に無料で交換するなどの対応が実施される。
ドコモでは、2010年12月に次世代の通信方式であるLTEのサービスを開始する予定。LTEへの対応を視野に入れ、6月からは通信設備の機能向上を図る予定となっている。同社によれば、全FOMA端末で確認を行ったところ、新しい通信設備の下ではP2101VとP2401のみ、操作や通信に支障が発生する場合があるという。
6月以降、東京都の一部の通信設備よりLTE対応に向けた機能向上が実施され、エリアは順次拡大される見込み。当該のエリアでは、両機種は正常に利用できなくなる。
ドコモではユーザーに対し個別に案内を行い、ドコモショップにて現行機種に無料で交換するなどの対応を実施する。なお、3月31日時点での稼働台数は、両機種合計で1650台。
2010/4/15 13:23