「HYBRID W-ZERO3」の最新ファームウェアを公開


HYBRID W-ZERO3

 ウィルコムとシャープは、PHS/3G対応のスマートフォン「HYBRID W-ZERO3」(WS027SH)の最新ソフトウェアを公開した。

 「HYBRID W-ZERO3」は、PHSでの通話、パケット通信に加えて、NTTドコモのFOMA網を利用した3G方式のパケット通信も利用できるWindows Mobile 6.5搭載のスマートフォン。今回のバージョンアップでは、3Gのサービスエリア圏内に入ったとき、圏外から復帰しないという事象を解消する。更新は、「HYBRID W-ZERO3」から直接アップデータをダウンロードして実行する方法と、パソコンでアップデータをダウンロードし、同期ソフトか外部メモリカード経由で「HYBRID W-ZERO3」へ転送する方法が用意されている。

 アップデータをインストールすると、自動的に再起動する。再起動から待受画面の表示まで約3分30秒かかる。なお、アップデータの適用対象はVer.1.02で、「windiag」と呼ばれるファイルの大きさが48.7KBのものとなる。シャープのWebサイトでは、バージョンと「windiag」のファイルサイズを確認する方法が案内されている。

 

(関口 聖)

2010/2/16 15:37