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「BNPL(後払いサービス)」は3割が使う、平均利用額も増加――メルペイ調査

 メルペイは、9月25日~26日に、全国の18歳〜59歳までの男女800名を対象として、「消費と支払手段に関する調査」を実施した。

後払い決済サービスの利用について

 メルペイは、後払い決済サービスとして「メルペイスマート払い(翌月払い・定額払い)」を提供している。同サービスの利用者の約半数が支払いに「メルカリ」の売上金を利用しており、利用上限金額を設定しているユーザーも約6割いるという。

 今回の調査では、「メルペイスマート払い」を含む後払い決済サービスについて、全体の約3人に1人(31.1%)が、直近の1年間でこうしたサービスを利用したことがあると回答した。世代別に見ると、若年層になるほど利用率が上がっていた。

 また、直近の半年間において、後払い決済サービスの1カ月の利用額の平均は増加傾向にあることがわかった。

 後払い決済サービスのユーザーのうち、およそ7割がクレジットカードも保有している。

若年層の「消費」に対する考え方は?

 20代~30代を対象とした「モノ・サービス(3000円未満)の購入を決断するまでの時間」という質問に対しては、半数以上(54.4%)が「30分以内」と回答した。

 全体における7割近くの回答者が、「自分が欲しいと感じるときに(モノ・サービスを)購入する」と回答。その理由として、「いち早く利用したいから」という回答が多く見られた。

 また、「欲しいモノ・サービス」にSNS経由で出会う割合について、20代~30代は49.4%、40代~50代は21.6%と、2倍以上の差がつく結果となった。

後払い決済サービスを利用する理由は

 後払い決済サービスのユーザーは、サービスを利用する理由について「支払うタイミングを調整できるから(54%)」「利用金額を把握しやすいから(32%)」などと回答した。