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OPPOから「Find X3 Pro」発表、auが6月下旬以降発売へ

 OPPOは11日、フラッグシップスマートフォンの最新モデル「OPPO Find X3 Pro」を発表した。海外では3月30日に発売され、価格は1149ユーロ(約15万円)。国内では、KDDIと沖縄セルラーが「au」ブランドで6月下旬以降に発売すると発表。auでの価格は未定。

 5G対応の「Find X3 Pro」は、最大120Hz駆動で10億色を表現できる6.7インチの有機ELディスプレイを搭載。10億色の彩度を誇るという5000万画素のデュアルカメラを2つ、60倍まで拡大できるマクロレンズを備える。チップセットはSnapdragon 888。

 KDDIによれば、FeliCaには非対応。5Gネットワークは、700MHz帯および3.5GHz帯の転用周波数に対応する一方、ミリ波は非対応となる。

4つのカメラを搭載

 カメラは5000万画素のウルトラワイド(超広角)、同じく5000万画素のワイド(広角)、300万画素のマクロ、1300万画素の望遠という構成。

種類画素スペック
超広角5000万画素ソニー製「IMX 766」センサー、1/1.56型、f/1.8、OIS(光学手ブレ補正)、オールピクセルオムニダイレクショナルPDAF(All Pixel Omni-directional PDAF)
広角5000万画素IMX 766、1/1.56型、f/2.2、110.3度、オールピクセルオムニダイレクショナルPDAF
マクロ(接写)300万画素60倍拡大、フルHD動画、f/3.0
望遠1300万画素f/2.4、5倍ハイブリッド光学ズーム、20倍デジタルズーム
プロの写真家による作例。Find X3 Proのエキスパートモードで撮影し、ソフトウェアで加工済とのこと
こちらもプロの写真家による作例。Find X3 Proのエキスパートモードで撮影し、ソフトウェアで加工済み

 ウルトラワイド、ワイドという2つの5000万画素カメラは、ソニー製のセンサー「IMX766」を採用。どちらも10億色の表現ができるよう調整が施される。

 ウルトラワイドカメラには、フリーフォームサーフェス(自由曲面)レンズが組み込まれており、よりリアルな風景、集合写真を撮影できるとアピール。従来の超広角モジュールで発生する可能性のあった色収差などを抑え、暗い場所や逆光でも、高い品質で撮影できる。

 300万画素のマクロ(接写)カメラは60倍まで拡大でき、顕微鏡のような撮影もできる。

 動画撮影では、「AIハイライトビデオ」が用意されており、暗い場所でも適切な明るさや色に補正して記録してくれる。

AIハイライトビデオ

 フロントカメラではナイトモードで撮影できる。

暗い場所での自撮り

10億色を表現する有機ELディスプレイ

 6.7インチ、3216×1440ピクセル(QHD+)という解像度の有機ELディスプレイは、ボディ全体の92.7%を占める。10億色表示に対応し、Android端末としては初めて、動画や静止画に10bitのフルパスの測色方式を採用。画質やダイナミックレンジの低下を最小限に抑えて撮影・保存・再生できるという。

 10億色という表現能力は、プロフェッショナルな用途だけではなく色覚異常(CVD)をもつ人に対しても有益だとOPPOでは説明。今回、OPPOは色覚異常に効果的な色補正の設定を開発。色覚異常の人でも、鮮やかな色を感じられるようになったという。

 リフレッシュレートが5~120Hzで、利用に応じて動的に可変する。

 O1 Ultra Vision Engineとされるエンジンを搭載。Dolby Atmosに対応するHDRコンテンツに対応。

 タッチ操作のサンプリングレートは最大240Hz(2本の指での操作)に対応。10本の指で120Hzでも操作できる。

デザイン

 外観は、スペースクラフト(宇宙船)にインスパイアされたとのことで、テクノロジーとアートの融合をコンセプトとしている。OPPOでは、2000以上の設計管理ポイントを設けて成形し、流れるようなデザインを採用したとアピール。カメラ周辺などの盛り上がりも滑らかな曲線で仕上げられている。

 背面のガラスに、光沢感と滑らかでマットな質感をあわせもった絹のような質感は「簡単にはできなかった」としており、端末を手にしてみると、その努力が報われたことを実感できる、と発表会ではアピール。指紋もつきにくいという。

Snapdragon 888を搭載

 クアルコムの最新ハイエンドチップセットであるSnapdragon 888を採用する。メモリーは12GB(LPDDR5)、ストレージは256GB(UFS 3.1)。デュアルモード/デュアルSIMの5Gに対応する。先述した通り、KDDIによれば、700MHz帯および3.5GHz帯の転用周波数に対応する一方、ミリ波は非対応となる。

 急速充電のSuperVOOC 2.0に対応。65W対応で、バッテリー容量(4500mAh)の40%を10分で充電できる。あわせてワイヤレス充電のAirVOOCでは、30W対応となり、80分で満充電となる。