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UQ、WiMAXサービスを2020年3月末で停波

新規契約は9月末で終了

 UQコミュニケーションズは、WiMAXサービスを2020年3月31日をもって終了すると発表した。モバイルルーターやデータカード、WiMAX搭載パソコン、組込機器用モジュールなどが対象となる。

 停波にあたって、同サービスの新規受付を2018年9月30日に終了する。対象のプランは、UQ Flat年間パスポート、UQ Flat、UQ Stepなど。ただし、24時間単位で利用できる「UQ 1Day」については、10月1日以降も新規契約および利用時間の購入手続きが可能。

 同社は、モバイルWiMAX方式を利用するデータ通信サービス「UQ WiMAX」を2009年2月に開始。後継となる「WiMAX 2+」への移行が進められており、同社の保有する50MHz幅の帯域のうち、9月時点では40MHz幅をWiMAX 2+で、10MHz幅をWiMAXで利用している。停波後の2020年4月以降、空いた周波数帯をWiMAX 2+へと転換する。

 また、WiMAX機器を利用中のユーザーを対象に「おトクに機種変更」キャンペーンを10月1日から実施する。WiMAX 2+機器への機種変更時に登録料と端末代金が無料となるもので、対象機種はモバイルルーターの「Speed Wi-Fi NEXT W05」「Speed Wi-Fi NEXT WX04」、据え置き型の「Speed Wi-Fi HOME L01s」の3機種。加えて、「UQ Flatツープラス ギガ放題(3年)」を選択した場合、通常の月額料金は4380円のところ、3年間は3696円で利用できる。

 なお、「HWD14」「NAD11」などのWiMAX/WiMAX 2+の両方に対応する機種に関しては同キャンペーンの対象外となるが、長期利用者向けの機種変更施策の対象となり、22カ月以上の継続利用中であれば同様に端末代金が無料となる。