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西日本の大雨で通信サービスに影響、災害用安否確認サービスや支援策も

2018年7月9日 12:34

　岐阜県から西日本一帯にかけて梅雨前線による大雨の被害が拡大している影響で、各社の携帯電話サービスにも一部で利用できないなどの影響が出ている。

　また各社は、災害用の安否確認サービスや、公衆無線LANサービス「00000JAPAN」の開放を実施しているほか、被災者支援措置も発表されている。

　NTTドコモは、7月8日20時30分時点の情報として、広島県、岡山県、愛媛県など1府8県の一部で、携帯電話サービスが利用できない、または利用しづらい状況が発生していると発表している。原因は停電および伝送路の故障など。ドコモでは復旧エリアマップを公開している。

　また光通信サービスについても、広島県、岡山県、愛媛県の一部で利用できない・利用しづらいなどの影響を受けている。原因は光回線設備の故障など。

【追記 2018/07/09 16:28】
　ドコモは7月9日10時時点の情報を公開し、携帯電話サービスの障害から回復した地域が、愛媛県の喜多郡内子町、八幡浜市、岐阜県の関市としている。

　KDDI（au）は、7月9日1時時点の情報として、広島県や愛媛県など7県の一部で、携帯電話サービスが利用できない、または利用しづらい状況が発生していると発表している。KDDIでは復旧エリアマップを公開している。

　光通信サービスについては、広島県、岡山県の一部で利用できない・利用しづらいなどの影響を受けている。

　UQコミュニケーションズは、7月9日午前の時点の情報として、広島県、岡山県、愛媛県の一部でWiMAX/WiMAX 2+が利用しづらいなどの影響を受けている。

　ソフトバンク（ワイモバイル含む）は、7月9日午前9時時点の情報として、広島県、岡山県、愛媛県など5県の一部で携帯電話サービスが利用しづらいなどの影響を受けている。原因は停電および伝送路支障の影響など。ソフトバンクでは復旧エリアマップを公開している。