ニュース

フォトジェニック撮影指南から開発者座談会まで、AQUOS Rの魅力を紹介した「AQUOS R Special Night」

 シャープは9日、スマートフォン「AQUOS R」のファンイベント「AQUOS R Special Night」を開催した。この日は25人のAQUOSファンが東京・表参道の「AQUOS R Concept Gallery」に駆けつけた。

 「AQUOS R Special Night」は、シャープとしては初開催のユーザー向けイベント。夏モデルのフラッグシップ「AQUOS R」をテーマに、開発者とユーザーが直接交流する場となった。

 「これがAQUOS Rだ!」と題したプレゼンテーションでは、本誌のインタビュー(前編|後編)にも登場した商品企画部長の小林繁氏が「AQUOS R」のコンセプトや主な機能をプレゼンテーションした。

小林繁氏

 小林氏は「世の中のスマートフォンって全部クールなんですよ、平たくいうとかっこよすぎる。シャープはスマートフォンで親しみやすさを目指した」と、核となるコンセプトの“Warm & Technology”を表現。持ち上げやすさとホールド感を両立したデザイン、スクロールをなめらかに表示する「ハイスピードIGZO」など、新開発の熱管理システムなど、端末の特徴を軽妙な語り口で紹介した。

 参加者には「AQUOS R」の実機が手渡され、自由に試せるようになっていた。貸出機には語りかけるアシスタント機能「エモパー」も設定されていたらしく、プレゼンテーション中もエモパーが時折語り出し、雰囲気を和ませていた。

コラボモデル「ete×AQUOS R」数分で完売

 イベントが開催された8月9日には、auの「AQUOS R SHV39」のコラボレーションモデル「ete×AQUOS R」の発売日となっていた。100台限定の商品となっていたが、小林氏は「au Online Shopでの発売から数分で完売した」と明らかにした。

スマホ撮影のコツは“逆さに構える”

黒田智之氏

 イベントにはAQUOSの公式作例を撮影したフォトグラファーの黒田智之氏が招かれ、スマートフォンのカメラ撮影のポイントを紹介した。

 黒田氏は「スマートフォンを逆さに構えて、被写体にレンズを近づけて撮る」という接写のコツを紹介。フォーカスはタッチフォーカスを使用し、明るさを調整するだけで一段上の写真が撮れるという。参加者は“フォトジェニックなお菓子”を被写体に、撮影法を実践していた。

 さまざまなメーカーのスマートフォンのカメラを試し、写真の撮り方を追求しているという黒田氏は、AQUOSスマートフォンのカメラは「接写に強い」という特徴があると紹介し、「ググっと寄って撮るマクロ写真は、並みのデジタルカメラよりもきれいに撮れる」と語った。

参加者の中にはロボホンを持参したユーザーも
黒田氏は自身が撮影した公式作例をお手本に、シーン毎の撮影方法を紹介した

開発者と直接交流する座談会

 メインイベントとして用意されたのは、「AQUOS R」の企画・開発担当者がユーザーと意見交換する“座談会”。ディスプレイの開発担当者は分解した端末で機構を紹介。エモパーの開発担当者には「横画面でも使えるロボクルを出してほしい」という要望が出るなど、ユーザーと開発者がざっくばらんに意見交換する場となった。

次回は札幌で開催、大阪会場は応募受付中

 「AQUOS R Special Night」は、福岡、東京、札幌、大阪の4会場で開催される。今回の東京会場は2会場目の開催となる。記事掲載時点で、4会場目の大阪会場のみ、参加者を募集している。大阪会場の開催日は9月1日。応募はシャープの会員サイトから8月21日まで受け付けられる。

終了後、参加者一人一人がAQUOSへの期待を横断幕に記入。次の札幌会場へ渡される



SoftBankオンラインショップ
「AQUOR R」の情報をチェック