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子供向けの人気図鑑「小学館の図鑑NEO」がタブレットに、生き物500種を収録

 小学館とタカラトミーは、子供向け図鑑シリーズ「小学館の図鑑NEO」の内容を収録したタブレット「小学館の図鑑NEO Pad」を7月13日に発売する。価格は1万5000円(税抜)。

 「小学館の図鑑NEO Pad」は、創刊から15年にわたり、子供向けの図鑑として高い人気を誇る「小学館の図鑑NEO」シリーズをもとにしたタブレット。同シリーズのうち「動物」「恐竜」「魚」「昆虫」から、生き物500種類(動物200種、恐竜100種、魚100種、昆虫100種)の情報を収録した。生き物の写真、イラストは、タッチで拡大・縮小表示ができる。あいうえお順や「なかま」「大きさ」といった条件で検索できる。カメラ機能を使って、自分でオリジナル図鑑を作るという遊び方もできる。写真は最大500枚まで収録可能。

 音声ガイド機能が用意されており、文字がまだ読めない幼い子供でも、全ての解説文を楽しめる。また生き物に関するゲーム、学習など100種類のアプリも用意される。ペンでタッチして操作するきんぎょすくい、カメラを使った昆虫捕獲ゲームなど、五感を刺激する内容という。

 ゲームアプリは音声だけではなく、イラストや文字で解説。カメラで撮影する際には、シャッターアニメーションが挿入され、耳の不自由な子も一緒に遊べるとのことで、「うさぎマーク」の共遊玩具に認定されている。

 大きさは176×132×23mm、重さは約270g。単3電池×4本で駆動する。別売りの玩具専用ACアダプター(mini USB端子)を使えば、乾電池を使わずに楽しめる。4.3インチディスプレイを備え、タッチ操作で遊ぶ。ネット接続はできず、コンテンツを追加する機能はない。

 タカラトミーでは、2013年より手のひらサイズの動物フィギュア「アニア」を展開。いまや世界14の国と地域で350万個の出荷を達成しており、今回の小学館とのコラボレーションでも動物は相性の良いコンテンツと判断し、生き物にしぼる形で製品を仕上げたという。