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フジテレビ、「日本大相撲トーナメント」の一部をVRで生配信

公式サイトにて配信。表示する視点の切替にも対応

 フジテレビジョンは5日、同社主催の「日本大相撲トーナメント 第四十一回大会」内の一部プログラムを、VRによる生配信を行う。「日本大相撲トーナメント」公式サイト上にて配信し、「十両トーナメント戦」「相撲普及講座」「幕内土俵入り」「幕内トーナメント」序盤などを視聴可能。配信日時は5日の11時30分~16時。

 「日本大相撲トーナメント 第四十一回大会」は、東京・両国国技館で開催する相撲のトーナメント戦。一月場所の番付による幕内力士や、横綱・稀勢の里が参戦する「幕内トーナメント戦」の模様は5日16時5分~17時20分に地上波で生放送。公式サイトでは、地上波で放送しないプログラムをVRで生配信する。

VR用のカメラ

 VRで配信する内容は、「幕内の土俵入り」から「幕内トーナメント戦」の一部、「十両トーナメント戦」や、人気関取が子ども相手に稽古をつける「ちびっこ相撲」、相撲の珍しい技を実演する「初切(しょっきり)」など。

 VR映像の制作・配信は、ソニーデジタルネットワークアプリケーションズの技術協力によるもの。VR用のカメラはタマリ席1台と東西花道に1台、計3台設置し、取り組みを勝負審判に近い視点から観戦しているかのように見えるという。ユーザーが操作し、表示する視点を切り替えることも可能。