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020番号がM2M専用として創設、3キャリアが10月から提供へ

 総務省は、M2Mなどに向けて020で始まる電話番号を創設し、2017年1月1日から施行されたと発表した。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は、M2Mサービス専用として、2017年10月から020番号の提供を開始すると発表している。

 M2M専用となる020番号は、基本的にパケット通信のみを行うサービスを対象として提供される。

 SMSや音声通話を含むサービスも対象になるケースはあるが、利用者間でSMSを送受信するサービスは対象外。音声通話についても、利用者が番号を認識できるサービスや、NTT東西の固定電話と接続できるサービスは020番号の対象外になる。

 すでにM2Mサービス向けとして提供されている090/080/070番号は、継続して利用できる。

 また、020番号はユニバーサルサービスの負担金徴収の対象外となる。090/080/070番号は、ユニバーサルサービスの負担金徴収の対象。

 なお、M2M専用として提供される020番号は、020-0番号帯および020-4番号帯を除いて提供される。020-4番号帯は、発信者課金無線呼出し番号(ポケベルなど)として使用されている。