ニュース

クアルコムの「Snapdragon 600E/410E」、販売代理店から販売へ

 米クアルコムは、チップセットの「Snapdragon 600E」「Snapdragon 410E」の2製品について、販売代理店を通じて広く提供すると発表した。IoT時代に向けた取り組みであり、これまでは、主に端末メーカーがクアルコムと直接契約することでしか購入できなかったSnapdragonを、今後は販売代理店の直販サイトなどで1個単位で購入できるようになる。

 今回取り扱われる「Snapdragon 600E」「Snapdragon 410E」は、Snapdragon 600/410と同等の性能ながら、10年間の販売が保証される。モバイル通信の機能はないものの、BluetoothやWi-Fi、GPSなどをサポートする。

製品主なスペック
Snapdragon 600E1.5GHz駆動クアッドコアCPU(Krait 300)、Adreno 320 GPU、Hexagon DSP、Bluetooth 4.0/LE/3.x、 IEEE802.11 a/b/g/n/ac、GPS
Snapdragon 410E1.2GHz駆動クアッドコアCPU、Adreno 306 GPU、Hexagon DSP、Bluetooth 4.1/LE、IEEE802.11 b/g/n、GPS

 販売代理店を通じた故障やソフトウェアのサポートも長期間に渡って提供される。クアルコムではデジタルサイネージやセットトップボックス、IoT関連での利用を想定。法人だけではなく個人を含め、これまでより幅広いニーズに応える新たな取り組みと位置付けている。

 まずはArrow Electronics(アロー エレクトロニクス)が販売代理店となり、今後クアルコムではニーズなどを踏まえて販売代理店の拡大を検討する。Arrow社のWebサイト(英語版)ではすでに販売が開始されており、Snapdragon 410Eが1つ約17ドル(約1700円)となっている。