携帯から新着メールを確認「＠La Mail」がバージョンアップ

　サードウェアは、パソコン宛として届いたEメールを携帯電話から確認できる法人向けソリューション「＠La Mail」（ア・ラ・メール）の最新版Ver 1.5の提供を開始した。

　今回提供が開始された「＠La Mail」Ver 1.5は、会社宛にメールが届くと、新着通知のメールを携帯に送信するというもの。あらかじめ件名と差出人を設定して、携帯に新着通知を行うメールの条件を設定できる。携帯側では、届いたメールのURLにアクセスし、パスワードを入力することでメールの全文を閲覧できる。設定により閲覧回数を制限でき、携帯から通知メールのON・OFFを切り替えることも可能。利用企業へのヒアリング結果やセキュリティ確保の観点から、メールの返信機能の搭載は見送られている。

　「＠La Mail」の利用にあたっては、「＠La Mail」をインストールする専用のサーバーを1台用意する。Ver 1.5では新たに複数のメールサーバーに対応したことで、複数のメールサーバーが可動している企業でも「＠La Mail」サーバーは1台で済むようになった。「＠La Mail」からメールサーバーへのアクセスはローカル認証、LDAP認証、POP認証がサポートされ、設定画面や操作性もリニューアルや改善が施されている。

　通知を行う携帯は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの各3G携帯電話に加え、iPhone、ウィルコムにも対応する。

　価格は1サーバーあたり41万5800円で、利用ユーザー数は無制限。年間サポート料が8万3160円。30日間無料で試用できる評価版も用意されている。