本日の一品

スマホが扱いやすいレザーグローブ「Touch Glove」

 昨年の暮れ、ケータイ WatchきってのエージェントS氏に、話題の陣取りゲーム「Ingress」を教わった。実は筆者はゲームにのめり込みやすいタイプ。ゆえに基本的にゲーム禁止なのである。しかしとにかく歩くというウワサだけに、ウォーキングが趣味の人間としては興味がわかないわけがない。別件で知人から「活動量計が好きならIngressやらないの?」と言われていたこともあり、歩くついでにできればいいかな、程度の軽い気持ちで参加した。

Ingress端末と化しているファーウェイのAccend Mate7。大きなスマホもレザーならしっかりグリップできる

 その場でアカウントを作成したのが昨年12月26日夜。そして1月半ばでレベル6……。見事にハマった(苦笑) 。基本的に近所のポータル巡りが中心で、それまでのウォーキングとは違った歩き方にはなったものの、ほぼ毎日1万歩は歩くようになった。それまでは1日の目標歩数を5000歩に設定していたので、ものすごい進歩である。しかもほっておくと2時間くらい平気で歩き続けてしまうので、時間を制限しなくてはいけないと感じているほどだ。

 さて。そうしているうちに発生した悩みがスマホの扱いと手の冷えである。寒いこの時期は当然スマホ対応の手袋をしているが、持っていた手袋は、スマホを親指と人差し指でしか操作できず、不便を感じていた。また1時間も歩いていると途中で手袋をしていても手が冷えてしまう。毛糸の手袋では風が強い日は特に冷えるのが早い。スマホが手から滑り落ちそうに感じるところも気になっていた。落下防止のストラップはつけているが、うっかり落としたときのダメージは大きい。そこで何かいい手袋はないかと探したわけである。

Touch Glove
掌の周りのサイズから筆者はMサイズをチョイス。手はぴったりだったが、指が短いため、わずかによってしまった

 というわけで、前置きが長くなったが、それで選んだのが、レザーグローブ「Touch Glove」なのだ。筆者が購入したのはプレーンな黒。表地はシープスキンで、すべての指でタッチ操作が可能だ。もともと風を通さないことや、大人っぽい落ちついた雰囲気を演出できるデザインに惹かれたが、買って正解であった。

シープスキンのシンプルなデザイン
裏はフェイクファーでおおわれているので気持ちいい
指先周辺の構造

 それまでの手袋よりもシャープな印象が生まれ、スマホを持つ手がかっこよく見える。そのわりに非常に柔らかくしなやかで操作しやすい。裏地にはフェイクファーがあしらわれており、手を入れるとふかふかと温かい。絶対冷えないわけではないが、風を通さない分、冷えるまでの時間は長くなったように感じる。

当然スマホはバッチリ操作できる

 最大のメリットはスマホやカメラが持ちやすくなったことだ。手袋自体が手にフィットしているからというのもあるが、レザーなので滑りにくいのである。手のひらに吸い付くようにグリップできていることが感じられ、安心して持ち歩ける。タッチ操作も良好で、ふわふわした毛糸の指先よりもタッチ感は確実だ。

 「Touch Glove」は、長時間スマホを握りしめてはポータルをチェックして回るエージェントにピッタリの手袋といえるのではないだろうか。昨日武器を完全に使い切ってしまったので、今日も「Touch Glove」をして夕暮れの自宅周辺をうろつきたいと思っている。早くレベル8になりたい!

気がつくと1万歩を超えるようになっていた。活動量計との相性もいいらしい!?
製品名販売元購入価格
Touch GloveHamee6264円

すずまり