本日の一品
イベントや旅行で、スマホの写真をすぐ印刷「スマホ de チェキ」
(2014/7/24 06:00)
今ではすっかりデジタルカメラに取って代わられてしまったフィルムカメラだが、そんな逆境をものともせずに売り上げを伸ばしているアナログカメラがある。富士フイルムのインスタントフィルムカメラ「チェキ」だ。主に10~20代の女性に人気だというこのチェキの魅力は、撮ってその場で印刷できる楽しみがあること。そして小さくてかわいいサイズのフィルムと、その独特の味わいだろう。
今回紹介する「“スマホ de チェキ” instax SHARE SP-1」は、そのチェキで使用するフィルムにスマホの写真を印刷できるポータブルプリンターだ。スマホに専用アプリ「スマホ de チェキ」をインストールし、チェキフィルムがセットされた本体とWi-Fiで接続する。すると、スマホで撮影した写真や、保存してある画像を印刷できるというわけだ。
カメラ版チェキにはないこのプリンターのメリットは、撮影した写真を確認したり、加工したりしてから印刷できる点だろう。カメラアプリを使用して明るさやコントラストなどを変更し、より見栄えのする写真にレタッチできるのはもちろん、肌をきれいに見せる美肌加工やかわいいスタンプ加工などを施せるのは女性にとってうれしいポイントだ。スマホから写真を選択して印刷するので、撮り直しなどでフィルムをムダにすることもない。
カバンに入るサイズで持ち歩けるので、イベントや旅行などに持って行ってその場で印刷すればさらに盛り上がる。昼間の観光をスマホで撮影しながら満喫し、夜は宿泊先で感想を語り合いながら撮った写真を印刷する、といった楽しみ方も可能だ。その際に、フィルムの空白の部分にみんなでコメントを書いたりすると、思い出が詰まったフィルムに仕上がる。専用アプリにはさまざまなテンプレートやフィルターが用意されており、日時や位置情報などを記載できるのも魅力的だ。
筆者のお気に入りのテンプレートは、SNSに投稿した写真をプロフィールやアプリのアイコンと一緒に印刷できるSNSテンプレート。FacebookやInstagramなどが使用でき、「いいね!」の数やコメントと一緒に印刷されるから、思い出をウェブ上だけでなく手元にも残しておける。
インスタントカメラに接したことがない10〜20代にとって、チェキフィルムはなんだかレトロでおしゃれな存在。栞にしたり、ボードに貼り付けて飾ったり、誰かの誕生日にプレゼントしたりと、印刷した後さまざまな楽しみ方ができるのも魅力のひとつだ。筆者は印刷したチェキを日付順にして箱にしまっておき、そのときの気分で飾る写真を取り替えて楽しんでいる。
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
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スマホ de チェキ instax SHARE SP-1 | 富士フイルム | 2万円 |