XMBに便利な上下左右キーがメインのテレビリモコン


ソニーの汎用リモコン「RM-PZ3ED」

 ソニーのテレビはXMB(クロスメディアバー)でチャンネル切り替えから細かな設定までできるようになっていて、リモコンに多数のキーが並んでいなくても様々な操作ができる。そこに、XMB専用かと思いたくなるリモコン「RM-PZ3ED」が登場するという情報を聞き、即座にゲットした。

 「RM-PZ3ED」は音量やチャンネル、電源、番組表、4色キーは装備しているが、メインは上下左右と決定の5つのキーと思える製品だ。ソニーのカタログではシンプルなリモコンと称しているが、筆者にはXMBに特化したXMB用リモコンにしか見えない。

 ソニーのテレビは2011年発売の最新型でXMBのインターフェイスをやめているが、その最新型でもXMBとは表示が違うものの、XMB同様に上下左右キーで各操作ができることには変わりがない。このリモコンも、最新型テレビで使っても軽快に操作できると思われる。

 「RM-PZ3ED」はシンプルなホワイトカラー。最近のソニーのテレビのリモコンは角が尖ったデザインなのに対し、柔らかい丸みを帯びた形状で、昔からのソニーらしい優しい感じのデザインなのも好感が持てる。

 「RM-PZ3ED」を使うことにより、今まではチャンネルを切り替えるのが主だったテレビも、XMBの利用によって複数の外部入力やDLNAによる映像再生、さらに細かな各種設定までシームレスに感じてくるから不思議だ。

 反対に、例えばテレビの9チャンネルから4チャンネルにチャンネルを変更するときなど、今まではボタン一発だったものは、少し手間がかかるようになる。しかし、もはやテレビで映し出すソースは放送だけではないのだから、この手間も新しい感覚だと思って慣れるほうが前向きだ。

 少し大げさだが、「RM-PZ3ED」は、テレビ放送とDLNAによる映像ソースの再生を同列に扱うことで、新しい“テレビ”の体験を味わうことのできるリモコンだ。メーカー側も、このリモコンを買う人の大部分はシンプルリモコンとして買うと思っているだろうが、筆者はXMBインターフェースの提案者が密かに世に放った(笑)、新しいタイプのリモコンだと妄想をふくらませている。

上下左右キーと音量ちゃチャンネルなど最小限のキーこのリモコンの真骨頂だと思っている上下左右キー
赤外LED3発による強力発光で、操作が確実だという水平な場所にリモコンを立たせておくこともできる
電池は単3仕様なので使い回しがしやすい
インターネットコンテンツも上下左右キーならテレビ放送とシームレスに選択できる放送の選択だって地上/BS/CSの境目をあまり意識しないで選局できる

 

製品名製造元購入価格
RM-PZ3EDソニー1980円

 

(江須田)

2011/9/22 06:00