ボタンが改良されたソニーのICレコーダー「ICD-UX300F」


ICレコーダーのソニー「ICD-UX300F」、多くのICレコーダーが集まる会見場でも目立つ色にしてみた

 MP3録音ができるソニーのICレコーダーを使い始めて1年半、大きな不満なく使っていたのだが、ボタン配置の変わった新製品「ICD-UX300F」に目が止まり買い換えてしまった。

 実は、全体的な機能には満足していたものの、本体だけで講演の録音データなどを再生した際、早送りや巻き戻しがやりにくいと感じていたのだ。今まで使っていた機種では、巻き戻しを操作する場合、本体をつまむようにして側面のボタンを押していた。机の上に置いておきながら再生しているときは、右側に置いておくことが多く、つまむにしても右側面のボタンが見えなかったのだ。

 そこで、早送りや巻き戻しボタンが上に移った新製品に飛びついてしまった。この手の小型機器の宿命として、ボタン配置の難しさは仕方ないところだが、それがどの程度改善しているかについても試してみたかったのだ。

 買い換えた「ICD-UX300F」が届き、早速使ってみると、やはり上に配置した早送り、巻き戻しボタンは押しやすい。机の上に置いたままボタンを押し、重要な部分を聞き返すことが簡単だ。反対に側面に移動したボタンは音量調整ボタンで、あまり動かすことがないので、筆者的にはこの位置で正解だと思う。

 そのほかでは、液晶画面サイズも大きくなり、表示する情報量も増えて使いやすくなり、FMラジオ機能まで付いて、便利さもアップした。

 ただし、不満はサイズ。全体的に大きくなってしまったのは、持ち運び荷物を少しでも小さくしたいと考える筆者からすればマイナス。また、本来の買い替え目的でもある早送り/巻き戻しボタンも、押しやすくなってみると、細かな不満が出てきた。押す部分が小さく他と隣接しているので押し間違えもするようになってしまったのだ。

 総合すれば、かなりの改良で満足。メモリ容量も4倍に増え、録音の聞き返しもスピーディになった。しかし、これだけ改良されていると、もしかしたら次に出る新製品では不満点がもっと改良されているかも……と考えはじめ、逆に買い替えの気分が落ち着かなくなってしまった。

買い替えのきっかけになった操作ボタン。早送りや巻き戻しが上側のボタンとなった従来から使っていた「ICD-UX71」との比較では、操作ボタンの位置が大きく変更されていることがわかる
今までつかっていた機種では、早送りや巻き戻しが右側面にあり、パソコンの右側に置いてつかうとボタンが見えない液晶画面は大きくなった、筆者はどちらも問題ないが、大きいほうが見やすく情報量も多い
買ってから気づいた点だが、新製品になって厚みが増してしまったUSBがキャップ式から飛び出し式に変わった。キャップを無くす心配がなくなったが、厚みのせいで直接差し込めないUSBポートができてしまった

 

製品名製造元購入価格
ICD-UX300Fソニー12800円

 

 

(江須田)

2010/6/21 06:00