みんなのケータイ
V20 PRO片手に栃木県小山市を練り歩いてみた
【V20 PRO L-01J】
2017年10月17日 11:30
先の週末、筆者は栃木県小山市を訪れました。とあるスマートフォンゲームのイベントが開催されるためで、相棒としてもちろん「V20 PRO L-01J」を携えています。
そのゲームとは、ナイアンティックが提供する「Ingress」。ゲーム内にはスタンプラリーのような機能「ミッション」があり、今回のイベント「ミッションデー」では、現地で用意された数々のミッションに挑みます。
スマートフォンでは、常にIngressを使うわけですが、使うアプリはそれだけではありません。せっかく街を歩くのだから、要所要所では写真を撮りたい。おいしいご飯どころの情報はブラウザで検索し、SNSでシェアをする。仲間とはメッセンジャーアプリでやり取り。街歩きの最中は同じくナイアンティックが提供する「Pokémon GO」もあわせて起動して、ふかそうち(ポケモンの卵をかえすアイテム)に動かしておきます。現地への行き帰りは、Netflixで「ナルコス」(麻薬戦争を題材にしたオリジナルドラマ)に没頭します。つまりは、スマートフォンをとことん使い倒す1日になるわけです。
電池はもちろん単独では持ちませんので、モバイルバッテリーを手にしています。この日は1万mAhのものを使い果たしました。肝心の動作と言えば、アプリの切り替えにもたつく場面が数度ありましたが、ほとんどの画面ではとても快適。雨模様で、外気温は低かったこともあって、端末の熱さは気になりませんでした。ただし真夏であれば、直射日光もあって、それなりに熱を持ちます。この時期は、スマートフォンにとっても行楽に適したシーズンなのかも。
おおむね快適に使えたのですが、Pokémon GOについては、カメラを使うたびに「Pokémon GO Plus」の接続が切れてしまいアプリを再起動することがありました。一度、「V20 PRO」を再起動してみると、期待通りに動くようになったのですが、使い続けているとまた同じ状況になったかも。再起動自体にさほど時間はかからないのですが、一時的に何もできなくなるのはちょっとつらいですね。
とはいえ、ハイスペックな「V20 PRO」だからこそ、ネットを通じて他の方々と交流しつつ1日の旅程を楽しめました。この時期の栃木は新そばシーズンで、店舗をめぐるスタンプラリーもあるそう。今回のイベントがなければ、今後も訪れることがなかったであろう遺跡が残る公園を訪れたり、小山市を流れる思川(おもいがわ)のほとりを散策したりします。「おもいがわ」というのも良い名だな、とふと検索してみると、由来らしきお話にいきあたったりして、前日まで一切知らなかった小山の歴史に関心が深まっていくのを実感するわけです。川沿いには寒川尼と小山政光という方の像があります。源平合戦のおり、小山政光は源頼朝の乳母だった寒川尼を妻としていて早期に源氏方になった、なんて話もその場で調べて知っていく。さらに思川のすぐそばにあるのが小山市役所。ミッションのルートに組み込まれているので、何があるのやらと少し疑問を抱きつつ訪れてみれば、なんと小山評定の石碑がありました。昨年の大河ドラマに熱中していた身としては、思いがけず、関ヶ原の合戦で徳川方が結束を固めることになった重要な出来事の場にも巡り会い、静かに興奮してしまう。これらの出来事に由来して、小山は「開運のまち」と銘打っているんだそうです。とまぁ、こんな具合に街歩きしながら、どんどんその街を知っていく。このステップが得がたい体験に思えるわけで、ミッションデーは非常にいいイベントだと感じている次第です。小山にはKDDIのネットワークセンターもあり、またいつか仕事でお邪魔するかもしれませんが、その日が今から楽しみです。