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「見た目重視でもいいじゃない」とAndroid One S1を購入

【Android One S1】

「Android One S1」。表面はつやがあるため手触りが良い

 春。別れと出会いの季節。わたしには出会いがやってきた。そう、新しい端末との出会いである。

 これまで使ってきたWiMAX 2+のモバイルルーターから、ワイモバイルへの変更や、あまり使っていないPHS端末の処遇を検討しにワイモバイルショップを訪れたところ、出会ってしまったのが「Android One S1」。詳しいスペックは既に本誌別記事にあるので割愛するが、美しさに定評のあるIGZOディスプレイを搭載したスマートフォンだ。

 店頭には3月に発売されたばかりの「Android One S2」も置いてあった。そちらは京セラ製で、以前から「DIGNO」を購入したいなぁと考えていたことや、ショップスタッフからしきりに「ホワイトカラーのS2は背面がかっこいいので、イチオシ」と薦められたこともあり15分ほど悩んだが、結局S1にした。

 スペック的にはどちらの機種も大きな差はなく、防水防塵仕様でストラップホールつき。ただ、S2には、濡れた手でも軍手でも操作できるタッチパネル、1.22mの高さから落としても大丈夫な耐衝撃性というプラスαがある。

背面は真っ平ら。コンパクトに見せつつ、意外な重みが高級感を醸し出している

 それでもS1を選んだのは「直感」以外の何ものでもない。確かにS2のホワイトのフロストガラスのような背面は美しく、汚れづらいだろうなぁとは思ったのだが、多少地味に感じられた。その点、S1のターコイズは、ほんのり黄色みが効いており、当たる光によって控えめにも華やかにも見える。大人女子力の高い柄入りのクリアケースなら、さらにこのカラーが映えるのではないか。背面がフラットな点も個人的にはお気に入りだ。緩くカーブを描いていたほうがフィット感は高まるかもしれないが、この大きさであれば、こちらのほうがよりコンパクトに感じられ、扱いやすい。

大人っぽい柄入りクリアケースがよく似合う色味を抑えたターコイズカラー

 インカメラの性能も決め手になった。メインカメラの画素数はどちらも1300万画素程度なのだが、インカメラになるとS1が約800万、S2が約200万画素なのだ。女性であれば(最近では男性も?!)できるだけきれいに自撮りしたいもの。ならば画素数が高く、それをきれいに表示する液晶を搭載しているほうがいいのではないか、と考えた。

テーブルなどに置いた際、ぐらつかないのも良い

 いろいろと書き連ねてきたが、そんな理由はあとづけに過ぎない。要はフィーリングの問題。これまでスマホは“実用性重視”で購入してきたが、たまにはアクセサリー感覚で持ち歩けるものを選んでもいいかもしれない――そう感じさせてくれる端末に出会ってしまったのが最大の理由なのだ。

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