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三洋電機が電話の会話をゆっくりとした速度にリアルタイム変換する技術を開発したことを明らかにした。 同社によると、この技術では、音程をそのままに会話の速度をゆっくりとした調子に変換するようになっているほか、無音部分を自動検出し、これを適度に間引くことで、速度変換に伴う会話の遅延を防ぐことで、自然な会話が可能になっているという。また、自分の声がゆっくりになって戻ってくることがないように、同社では、この技術向けのエコーキャンセラーも併せて開発した。 三洋電機では高齢者をターゲットに同技術の実用化を検討しており、来年にはこれを組み込んだ固定電話が登場する見込み。携帯電話への応用については未定とのこと。 ■ お問い合わせ先 三洋電機株式会社 研究開発本部 ハイパーメディア研究所 ヒューマンアーキテクチャ研究部 Tel: 072-841-1169 Fax: 072-841-1413 ■ ＵＲＬ 三洋電機 http://www.sanyo.co.jp/ 2000/11/22 16:23 | ||||||
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