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米クアルコムは、携帯電話向けアプリケーション開発環境「BREW」のバージョン2.0をリリースした。
新バージョンはSSL、HTTPSをサポートすることでセキュリティ面を強化。HTML、XHTML、Compact HTMLの閲覧が可能となるブラウザコンポーネントを備えており、Webテクノロジーを活用したアプリケーションの開発が容易になった。このほか、SMS(Short Message Service)や位置情報技術「gpsOne」を活用できる機能もサポートされた。
これにあわせ、マルチメディア関連の機能も強化され、JPEG形式の画像やCMX形式のファイルにも対応。ダブルバッファリングやスプライト機能も利用できるようになった。音声の録音機能も用意されている。
この新バージョンに対応した携帯端末は、来年初頭にも発売される見通し。
また同社ではオラクルと共同で、BREWから「Oracle 9i lite」を利用できるようにすることも発表している。これにより端末上にキャッシュしておいたデータを、ワイヤレスまたはクレードル経由でデータベースと同期させることが可能となる。
・ ニュースリリース(英文)
http://www.qualcomm.com/press/pr/releases2002/press1045.html
(関口 聖)
2002/06/06 18:45
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