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SII、動画をパソコン経由でJava端末に送れるサービス「AniCaJp」
動画の再生イメージ(サンプル)
セイコーインスツルメンツ(SII)は、スタジオブルテリア、クワッドエレメンツと共同で、デジタルカメラなどで撮影した動画をパソコンからJava対応の携帯電話に送れる動画配信サービス「AniCaJp(アニカジェイピィ)」を5月31日から開始する。利用料は無料(通信料のみ)で、会員登録することで利用できる。当初はNTTドコモのiアプリ端末に対応し、6月末からJ-フォンのJavaアプリ対応機、auのezplus対応機にも送れるようになる予定。
AniCaJpは、NTTドコモの「FOMA」やJ-フォンの「ムービー写メール」、auの「ムービーケイタイ」など、動画配信サービスに対応した機種でなくても、動画を再生するためのJavaアプリケーションを携帯電話にダウンロードすることで、Java対応機から動画ファイルをダウンロードして閲覧できるサービス。同時に音楽データの再生も可能(順次音声データにも対応予定)なほか、再生画面にアニメーションやテキストをスクロール表示することもできる。
利用者は、デジタルカメラなどで撮影した動画をパソコンからAniCaJpのWebサイトにアップロードすると、サーバー上で携帯電話での再生に適した形に自動変換され、相手先のJava対応機へ配信される。相手側には一度URLが記された告知メールが届けられ、指定のURLから動画再生用の「AniCaJpプレーヤー」をJavaアプリケーションとしてダウンロードすることで、配信された動画を閲覧できるようになる。AniCaJpプレーヤーは一旦ダウンロードすれば、その後も受信した動画を再生するのに利用可能。サーバーにアップロードできる動画ファイルの容量は2MBまでで、ファイル形式はQuickTime。
夏頃には、カメラ付き携帯電話で撮影した画像を直接AniCaJpの携帯電話版サイト(順次開設予定)にアップロードすると、アニメーション化してJava対応機に配信されるサービスも開始される予定。なお、AniCaJpプレーヤーには、画像ドキュメント内にアニメーションを組み込めるスタジオブルテリアの開発によるオブジェクト制御技術「ORC(Object Runtime Control)」が採用されているという。
3社では今後、動画再生時にスクロールテキストやアニメーションなどを表示できる機能を広告媒体として活用し、携帯電話にプロモーションやキャンペーンなどの動画広告を配信できる企業向けのASPサービスも開始するという。
・ AniCaJp(パソコン向け)
http://www.anica.jp/m/
・ ニュースリリース(セイコーインスツルメンツ)
http://www.seiko-instruments.co.jp/hppack/news/n01_news_detail2002_dgn.cfm?id=1412
・ スタジオブルテリア
http://www.studiobt.co.jp/
・ クワッドエレメンツ
http://www.quadelements.com/
(松下 麻利)
2002/05/30 19:42
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