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NECとNECカスタムテクニカは、PDA向けの通訳支援ソフトを開発し、５月31日～６月30日のワールドカップ開催期間中に成田空港で同ソフトの実証実験を行なう。 今回開発されたPDA向けの翻訳支援ソフトは、NECのパソコン向け英会話支援ソフト「たび通（アメリカ旅行編）」をPDA向けにカスタマイズしたもの。PDAに内蔵されたマイクに向かって英語もしくは日本語を話すと、スピーカーから翻訳された言語（日本語または英語）で読み上げられる。 今回実施される実験では、成田空港内の本屋やおみやげ屋などの一部店舗で、外国人観光客の接客対応の実証実験を行なう。また、６月下旬からは空港内に設置されるブースで一般旅行者による評価実験も開始される。実験には、NEC製のPocket PC 2002搭載のPDA「PocketGear」や東芝製のPDA「GENIO e」が使用される。 両社では、これらの実験の結果をふまえて、多言語への対応やPDAなどに入力した音声を無線経由でサーバーに送り、音声認識や翻訳などを行なう翻訳支援サーバーシステムの開発などに取り組んでいくという。 ・ ニュースリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0205/3002.html （横田 真俊） 2002/05/30 18:06 | ||||||
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