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ドコモ、多人数によるFOMAのテレビ電話会議機能の実証実験

 NTTドコモは、FOMAのテレビ電話機能を利用した法人向けソリューションなどの開発や実験を行なう団体「FOMAテレビ電話多地点接続実験コンソーシアム」を5月27日に設立する。富士通、シャープ、松下電器、三菱電機などメーカーをはじめ、建設、放送、印刷、大学機関など40の企業・団体が参加し、5月31日から9月30日に渡って実験を行なう。

 今回の実験では、ドコモが3月に開発した「FOMA多地点接続プラットフォーム」と呼ばれるものが使用される。同プラットフォームは、3GPPが策定した音声・動画の通信規格「3G-324M」に準拠したビジュアルフォン「P2101V」「D2101V」の2機種を用いて、多人数によるテレビ電話会議をするというもの。

 4人までの会話の場合は端末のディスプレイが4分割で表示され、それぞれの様子が伺えるような仕組み。最大16台までの同時に接続可能で、5人以上参加の場合は、それぞれ発声に自動的に反応し、発言者の顔がディスプレイに映るようになっている。実験ではこれらの機能を利用してミーティングやイベント中継などを実施。これをサンプルとして、様々な検証や評価を行なう。

 今回のコンソーシアムを設立した目的としてドコモでは、FOMA多地点接続のための実験プラットフォームの検証、市場性の評価、アプリケーションの開発・検討、商用化サービスの検討などを挙げている。


実験イメージ

・ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0524a.html


(伊藤 大地)
2002/05/24 16:35

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