| ||||||
MotherDockは、504iシリーズ用の待受iアプリを開発し、配信するためのソリューション。専用のオーサリングソフト、再生用のiアプリ「MotherDockプレーヤー」、配信用のサーバーツール「MotherDock Servlet」の３つのツールで構成される。 オーサリングソフトについては、Windows上（Windows 2000推奨）で動作し、一般的なアニメーション・オーサリングソフトのようなインターフェイスで待受iアプリが開発できる。通常時のほか、折りたたみ型端末を開いた時やiアプリを起動した時、センターにメールがある時、端末に未読のメールがある時の５つの状態にあわせて、アニメーションが切り替わるような待受iアプリが簡単に作成できる。ベクトルデータの編集やGIFおよびJPEG形式の画像データの取り込みが可能で、MLD形式のメロディデータも扱える。再生用のiアプリでは、ユーザー自身で画像やアニメーションを選択し、設定することも可能。
Glueを利用するメリットは、複数のプログラムが１つにまとめられるだけでなく、プログラム間で相互にデータを受け渡しできるところにもある。iアプリでは、セキュリティ面での問題から、他のiアプリのデータを参照できない仕様となっているが、Glueでは１つのiアプリとしてスクラッチパッド（データ保存領域）を共有できるため、従来のiアプリを組み合わせて、これまでにないようなサービスを提供することも可能だ。 同社では、これらのソリューションをコンテンツプロバイダー各社に向けて提供していく。 ・ ケイ・ラボラトリー http://www.klab.org/ （湯野 康隆） 2002/05/22 11:21 | ||||||
|
|