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DDIポケットとシトリックス・システムズ・ジャパンは、法人向けのソリューション提供で提携したことを発表した。 提携の内容は、DDIポケットのAirH"とシトリックスのアプリケーションサーバーソフト「MetaFrame」を組み合わせたソリューションを提供するSIベンダーなどをサポートするというもの。 MetaFrameは、Windows 2000/XPのTerminal Serviceに管理機能やWindows以外のプラットフォームのサポート機能を追加できるサーバーソフト。クライアントソフト「Citrix ICA」がインストールされた環境であれば、MetaFrameが導入されたサーバー上の各種アプリケーションをネットワーク経由でそのまま利用できる。クライアントソフトは、CEを含む各種Windows環境、Mac OS、LinuxやSolarisなどのUNIX環境、Java対応のものがそれぞれ用意されている。 シトリックスでは、従来こうしたソリューションはLANやWANが整備された環境で利用されてきたが、定額制の料金体系が採用されたAirH"の登場により、ワイヤレスの世界でもMetaFrameのようなソフトが利用できるようになったと説明している。サーバー・クライアント間の通信に必要とされる通信速度も、独自の圧縮技術を使うことにより20kbps程度もあれば大丈夫だという。 両社では今後、PDAメーカーやSIベンダーなどに対し、これらの技術を組み合わせて使用する場合のチューンナップ方法を開示するとともに、技術セミナーなども開催していく。また、共同のデモセンターも設立し、デモ環境の提供やパフォーマンスの検証なども行なっていくという。 ・ ニュースリリース http://www.ddipocket.co.jp/news/i_h140521.html ・ シトリックス・システムズ・ジャパン http://www.citrix.co.jp/ （湯野 康隆） 2002/05/21 20:14 | ||||||
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