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「LivingGate i」は、ブロードバンドルータと無線LAN（IEEE 802.11b）のアクセスポイントとしての基本機能に加え、iモード、EZweb、J-スカイ対応の各種携帯電話からメールのチェックや自前の掲示板の利用、画像による自宅の様子の確認などが行なえる機能などが用意されたホームサーバー。 OSにはLinuxが採用されているが、ハードディスクは搭載しておらず、さまざまなソフトウェアが収録されたコンパクトフラッシュカード（64MB、半分はユーザーエリア）を装着することで各種機能が利用できるようになる。ファンレスでハードディスクも搭載していないため、騒音もなく、フォトスタンドとしても利用できるコンパクトなデザインとなっている。 また、同製品には１万画素の露出自動制御機能付きCMOSカメラが付属しており、本体側面の端子に装着すれば、自宅の様子を各種携帯電話から確認できるようになる。画像についてはリアルタイムに確認できるほか、一定間隔でのスケジュール録画や画像に大きな変化があった場合にだけデータを保存するセンサー録画も可能。付属のCMOSカメラは京セラ製で、一見するとDDIポケットのfeelH"端末向けに提供されている「Treva」と同じのように見えるが、若干の機能変更が加えられている。 メール機能は、あらかじめプロバイダーのメールサーバー情報を登録しておくことにより、プロバイダー宛に届いたメールの内容を各端末のWebブラウズ機能を利用して確認できるというもの。このほか、家族で利用できる「伝言板機能」や、ちょっとした備忘録として利用できる「個人メモ機能」も携帯電話からの利用が可能となっている。 本体の大きさは160×190×58mm（幅×高×奥行）、重さは800g。付属の無線LANカード２枚は、一方を本体に、もう一方はパソコンに装着して利用する。なお、先着1000台までには無線LANカードがもう１枚付属するキャンペーンも実施されている。なお、同製品のユーザーには、固定のグローバルIPアドレスがなくても各種サーバー機能が利用できる「LivingGate リンクサービス」も無償で提供される。 ・ ニュースリリース http://www.ntt-me.co.jp/news/news2002/nws020516a.htm ・ 製品情報 http://www.ntt-me.co.jp/livinggate/index.html ・ NTT-X Store http://store.nttx.co.jp/ （湯野 康隆） 2002/05/16 20:47 | ||||||
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