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GPSケータイを活用した緊急通報サービス「HELPNETケータイ」

長倉眞一社長

日本緊急通報サービス
長倉眞一社長
 日本緊急通報サービスは、auのGPSケータイを活用した緊急通報サービス「HELPNETケータイ」を6月7日から開始すると発表した。利用料は月額315円(税込)。「eznavigation」の「ライフ」からアクセスできるようになる。

 同社は、これまで専用の車載機を用いて、事故や車両故障等の状況を警察などの関係機関に通報してくれる自動車用の緊急通報サービスを手掛けてきた。今回提供されるサービスはauのGPSケータイを活用したもので、自動車の事故や車両故障のみならず、急病やケガ、ストーカーやひったくりといった事件、海難事故など、さまざまな緊急事態に対応した内容となっている。

 GPSによる位置情報を活用することで、現場の位置を的確に把握できるため、迅速な救援活動が可能となる。専用機器を必要とせず、すべてのGPSケータイで利用できる手軽さも魅力のひとつ。他の携帯電話事業者がGPS機能を搭載した際には、それらにも積極的に対応していくという。

 利用者はまず、HELPNETケータイのEZwebサイトにアクセスして、あらかじめユーザー登録した後、EZボタンの長押しで緊急通報ページにアクセスできるように設定しておく。これにより、操作開始から40~50秒程度でオペレーターセンターに位置情報を通知、その後、10~15秒程度で通話機能を使ってオペレーターに詳細を報告できるという。その際の操作はボタンを3回押すだけ。


利用イメージ

 システムの構築をサポートしたKDDIのソリューション事業本部長の伊藤泰彦氏は「今後はJava(ezplus)やBREWなどを使って、より柔軟にカスタマイズできるようにしたい」と話す。

 日本緊急通報サービスでは、基本となる緊急通報サービスに加え、緊急出張修理やレッカー牽引サービス等のロードサービスを含んだコースも用意。こちらは月額525円(税込)で利用できる。

 同社によれば、自動車用のサービスの加入者は現在約5000人。携帯電話版のサービスについては、当面はGPSケータイの出荷台数102万台(4月末時点)の1%程度となる1万人、2005年には自動車用のサービスとあわせて15万人のユーザー獲得を目指すとしている。


サービスの流れ オペレーターが見る画面
サービスの流れ
オペレーターが見る画面

・ HELPNETカスタマーセンター
  Tel: 0120-492-313

・ 日本緊急通報サービス(HELPNET)
  http://www.helpnet.co.jp/


(湯野 康隆)
2002/05/09 16:44

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