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NTTドコモは、日本無線製のiモード端末「ムーバ R211i」について、伝言メモ機能使用時に起こるリダイヤルや着信履歴などのデータが消去する不具合のため、4月26日より同端末の販売を一時停止すると発表した。既存ユーザーに対しては、交換用の端末が揃い次第ダイレクトメールでアナウンスする。
今回発見された不具合は、未再生の伝言メモを一度再生し、電源オフ、または電池切れの状態になると、電源再投入時にリダイヤル、着信履歴、伝言メモ、音声メモのデータが消去するというもの。この不具合では、電話帳やメールなどが削除されることはなく、音声通話やiモード通信にも支障はない。伝言メモ機能を使用する場合は、未再生の伝言メモを「全て」再生した後に、待受画面に戻り、任意の伝言メモをもう一度再生することで不具合を回避できる。
今回の不具合は、販売を行なっていないNTTドコモ四国の管轄エリアを除く全国でおよそ7400台、これまで販売された全てのロットが対象となる。ドコモは交換用の端末が用意できる5月下旬以降、販売を再開するとともに既存ユーザーに対して個別に回収・交換の連絡を行なう予定。
・ ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0426.html
(伊藤 大地)
2002/04/26 18:22
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