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KDDI、次世代UIMカードを使ったクレジット決済トライアル
KDDIは、JCB、トヨタファイナンス、三井住友カード、UCカードの4社と、今秋を目途に多目的ICカード「次世代UIMカード」をauのCDMA2000 1x端末に採用、これを利用したクレジット決済のトライアルを実施することで合意した。具体的な実施要領は今夏改めて発表される予定。
今回発表されたトライアルは、公開鍵暗号を利用して認証を行なう「PKI(Public Key Infrastructure)技術」と、各クレジットカード会社のクレジットアプリケーションを搭載した多目的ICカード「次世代UIMカード」を、今後開発予定のCDMA2000 1x端末に採用することで、セキュアなクレジット決済サービスを実現させるというもの。新たに開発される「次世代UIMカード」は、3G端末のUIMカードにデジタル証明書やSSL/TLS認証に使用する鍵を格納し、クライアント認証やセキュアな通信を行なうために用いられる。
トライアルでは、オンラインショップでのバーチャルなクレジット決済と、実際の店舗(クレジットカード会社によって提供範囲は異なる)でのクレジット決済の双方を1つの携帯電話で実現。オンライン決済では、事前にクレジットカード番号をUIMカードに格納し、認証を行なった上で暗号化・送信するため、ユーザーはクレジットカード番号を端末のキー操作で逐一入力する手間が省ける一方、実店舗では店頭のPOS端末(カード専用端末)と携帯電話が赤外線で通信することで決済を行なうという。
なお、今回のCDMA2000 1xを利用した認証決済プラットフォームは、KDDIが情報通信関連各社と共同開発したもの。「次世代UIMカード」は大日本印刷およびシュルンベルジェセマ社と、「PKI技術」については日本IBMおよび日本ベリサインとそれぞれ提携して開発を行なった。また、これらのプラットフォームを搭載するCDMA2000 1x端末は、日立製作所と共同開発していくという。
KDDIおよびクレジットカード会社4社は、トライアルの結果を検討した上で、今後の商用化に向けて取り組んでいく方針。
・ ニュースリリース(KDDI)
http://www.kddi.com/release/2002/0418-1/index.html
・ JCB
http://www.jcb.co.jp/
・ トヨタファイナンス
http://www.toyota-finance.co.jp/
・ 三井住友カード
http://www.smbc-card.com/
・ UCカード
http://www.uccard.co.jp/
(松下 麻利)
2002/04/18 17:53
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