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富士通とエフエム東京は、共同でPDAなどに搭載できる３セグメント方式に対応した地上デジタルラジオの復調LSIの開発に共同で着手し12月を目処に出荷する。 地上デジタルラジオは、ラジオ局や通信キャリアなど84社によって設立された「社団法人地上デジタルラジオ推進協会」が、東京と大阪で2003年に実用化試験放送を目指して規格検討が進められているラジオ放送。地上デジタルラジオではCDと同等の音質でラジオ放送が楽しめるという。東京では、現状のテレビの第７チャンネル４メガヘルツ帯域を８セグメントに分割して３セグメント放送１チャンネル、１セグメント放送５チャンネルの放送が予定されいる。 今回両社が開発するLSIは、３セグメント方式と１セグメント方式の両方に対応しており、エフエム東京などが推進する３セグメント方式では音声のほか動画やデータ放送なども同時に利用できる。電送方式は、地上デジタルテレビでも用いられているOFDM方式（Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重方式）を採用し、移動中やビルの陰になっている場所でもノイズのないクリアな受信が可能となっているという。 当初はPDAやカーナビゲーションシステムなどに搭載される予定だが、今後は携帯電話などにも搭載される予定。 ・ ニュースリリース（富士通） http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/04/8-2.html （横田 真俊） 2002/04/08 19:26 | ||||||
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